2008年05月27日

長寿医療制度(後期高齢者医療制度)Q&A

 やがて到来する超高齢社会に備え、新しい高齢者医療制度の導入は避けられません。
 野党は対案も示さず、批判を繰り返していますが、批判だけでは現実に対応することはできません。
 野党が批判している点について、Q&A形式で考えをまとめましたので、ご参考にして下さい。

Q1.なぜ年金から「天引き」するのですか?

 「天引き」という言葉は適当とは思いません。
 年金からの「引落し」が適切な言葉でしょう。
 年金からお支払いいただくのは、従来の国保の保険料のように、高齢者の方々がわざわざ金融機関等の窓口に行かれる手間を省くためです。
 また、保険料徴収にかかる「行政のムダ」を省くため、市町村長さんからも強い要望のあったものです。
   
Q2.保険料値上げは天井なしで上がるのですか?

 長寿者の方の医療費の5割を税金、4割を現役世代の保険料から支援し、1割を高齢者ご自身の保険料でご負担いただく、「高齢者の医療費を国民皆で支える仕組み」にしたのです。保険料は2年ごとに見直され、医療費や各世代の人口が変われば高齢者の保険料は見直されます。
 これは、今後の世代間の負担のルールを明確にすることで、現役世代の方々にも負担を納得してもらうためです。
 しかし、長寿者の負担が大変だということになれば、将来、税制を見直し、負担を軽くすることは考えられることです。また、生活習慣病の予防など、私たちの生活を改善し、医療費が増えない取組みも大切です。    

Q3.保険料を滞納したら保険証を取り上げられるのですか?

 保険料を滞納されても、病気や生活にお困りであるなど保険料を払えない事情があれば、保険証が取り上げられることはありません。
 また、滞納期間が1年を過ぎたからといって機械的に保険証が取り上げられることもありません。

Q4.ひと月の医療費が6,000円に制限されるのですか?

 そんなことはありません。
 一般的な検査はほとんどこの「定額制」の範囲内で行えます。
 しかし、必要があれば、高額な検査等も受けることができますし、必要な医療はこれまでどおり受けられます。

Q5.病院から追い出されるようになるのですか?

 「追い出す」という言葉は適切ではありません。
 患者さんと相談しながら退院支援計画をたて、退院後の在宅での生活を支える医師やケアマネジャーと相談のうえ、安心して退院後の生活を過ごすことができるということです。

Q6.“延命治療はムダ”と切りすてられるのですか?

 人間の尊厳を守る人生最後の医療をどうするかは、人それぞれの生き方にかかわるものです。
 主治医や訪問看護師さん等と相談し、希望する医療をご自分で決めることができるようになりました。
 もちろん医師の判断にまかせることもできます。

Q7.健康診断は、行政の義務でなくなるのですか?

 75歳以上の方の健康診断は、全県の広域連合の努力義務となっていますが、実際には、すべての都道府県で実施されます。
 詳しくは、それぞれの都道府県広域連合か市町村にお問い合わせ下さい。 

Q8.自民・公明がむりやり法律改正したのですか?

 これまでの老人保健制度では、これから増えていく高齢者の医療費をしっかり支えるには多くの問題点があり、このまま放っておくと、長寿者の方が安心した医療を受けられる財政的基盤が崩れてしまい、かえって大変なことになります。
 平成12年に、国会でこれまでの老人保健制度に代わる新しい高齢者医療制度の創設について与野党(共産党を除く)の賛成で決議され、自治体・サラリーマンの健康保険組合・国民健康保険組合・医療サービス提供者など、多くの関係者の議論を経て、この制度が創られたのです。

 市町村の窓口できめ細かい納付相談が受けられますので、
ぜひ、お気軽にご相談ください。
 なお、この制度を皆さんに安心してご利用いただくために、
 現在、問題点を点検し、必要な見直しを検討中です。

shige_tamura at 09:05│Comments(0)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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