2008年01月18日

民主党が武藤敏郎氏の日銀総裁就任に反対する理由

本今朝のニュースに「武藤氏の総裁就任、岡田副代表が難色 日銀人事」(読売新聞、1月18日 )という報道があった。
 民主党は、″ミスター円瓩海蛤膰怯兒顱α畭膓擬・元大蔵省財務官(66)を就任させたいようだ。
 これは、平成15年の総選挙で閣僚名簿を発表し、その中に「財務大臣に元大蔵省財務官の榊原英資氏」というのがあったからだ。
 これでなぜ民主党が、武藤敏郎・日銀副総裁(64)に反対するのかがお分かりいただけると思う。

(参考)民主党は、閣僚名簿を衆議院議員選挙の真っ最中の平成十五年十一月四日に発表した。しかも閣僚は、たった七人だけ。
首相に菅直人氏、副総理(外交・行政改革担当)に小沢一郎氏、文部科学大臣に鳩山由紀夫氏、無任所大臣(国会担当・幹事長兼任)に岡田克也氏、同じく無任所大臣(地方主権担当)に長野県知事の田中康夫氏、財務大臣に元大蔵省財務官の榊原英資氏、国土交通大臣にゴールドマンサックス投信株式会社元社長の山崎養世氏を据えた。

 詳しくは、僕の著書「なぜか誰も書かなかった民主党研究」(成甲書房)をお読みください。

 次が読売新聞(1月18日)の記事である。

 民主党の岡田克也副代表は17日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、日本銀行の次期総裁人事に関し、「財務当局の実務の最高責任者を務めた人が金融の最高責任者になることに違和感がある」と述べ、元財務次官の武藤敏郎・日銀副総裁の総裁就任に難色を示した。


 また、この辺の事情を「週刊新潮」(1月24日号)が
「ポスト福井」に民主党が担ぐ「ミスター円」 という記事(以下)を掲載している。       

 任期満了が3月19日に迫り、福井俊彦・日本銀行総裁(72)の後任人事は、最終局面を迎えている。
 11日の衆議院財務金融委員会で、福井総裁が後任について、″政策運営は継続性が大事瓩犯言。自民党の推す武藤敏郎・日銀副総裁(64)の内部昇格への援軍と受け止められた。
 それに対して、民主党は元財務事務次官の武藤氏に代わる大物を準備している。ある財務省幹部の話。「各部署への新年の挨拶回りで、民主党の榊原さん擁立が話題になってました」。
 榊原さんとは、″ミスター円瓩海蛤膰怯兒顱α畭膓擬(66)。元大蔵省財務官で、国際金融局長時代の95年秋、市場介入により超円高を是正した辣腕振りで知られる。
 政治部デスクの話。「民主党の若手議員は、適任者を絞り込めなかった。与党案に反対するだけでは、国民の理解を得られないとして、03年の影の内閣で財務大臣に指名した榊原さんに白羽の矢をたてたのです」。
 56年振りに参議院で「人事不同意」となった昨年11月14日の前日、小沢一郎代表が日銀総裁について″官庁出身というだけで100%ノーではない瓩犯言したのも、榊原氏を意識してのことではないかという。
 一騎打ちとなるのか。
 「国会で採決して物別れに終れば、総裁不在の事態になりかねない。政局が不安定で、総選挙も近いとの思惑もあり、与野党ともドロ仕合をしたくない。2月末には、後継者を発表しなければならないので、1月末まで水面下で最終的な交渉が続く」(日銀担当記者)。
 日銀OBの一人は、「国内景気が低迷しており、国際経済に強い榊原氏より国内での実績のある武藤氏が有力。ただ、武藤さんも強力なリーダーシップがあるわけではない」。
 消去法による昇格でキマリか。


shige_tamura at 11:09│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

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