2008年01月08日

スペイン旅行のため、遅くなりました。

ブラだ 新年のご挨拶が遅くなりました。
それは、2日から昨日まで家族でスペインにいってたからです。
 今日から出勤ですが、パソコンが新規になり、そのための講習やなにやらでブログを書くのが遅れてしまいました。
 
 写真はプラド美術館です。世界の3大美術館の1つです。

 スペイン観光は、最近、フランス、イタリア、アメリカに次いで人気のある国です。
 マドリードでは、プラド美術館でベラスケス、ゴヤ、エル・グレコといったスペイン巨匠の絵を観てきました。とくに、ベラスケスの絵が良かったです。

 アンダルシア地方では、グラナダでアルハンブラ宮殿を観てきました。感動的でした。
 バルセロナでは、ガウディが建築を引き受けたサグラダ・ファミリアを観てきました。この教会は現在も建築途上でした。びっくりしました。すごかったです。

 このようにスペインでは、僕の知らない世界遺産や美術、建築物などの一流のものに直接触れる機会があったことはとても勉強になりました。

 スペインに行くとのことで、哲学者のオルテガ・イ・ガセットの「大衆の反逆」を大学時代に読んでいたので、再度読み返してみました。
 現代を考える上で大いに参考になりました。でも、今回の旅行では、セルバンテスの「ドン・キホーテ」しか出てきませんでした。

 旅行をするとは、新たな好奇心が湧き、オルテガの「大衆の反逆」を読み、画家のベラスケスや偉大な建築家のガウディを知ったことは大いなる収穫でした。

 なお、マドリードやバルセロナではスリが多く出没していました。スペインはそれだけ観光で賑わっていました。スリに取られるのは、観光客が不注意で、とられるほうが間抜けで、取られても仕方がないのがスペインでした。スリは、ルーマニアから来ている人が多く、一般の観光客のようにしていました。

 EUは、昨年末にポーランド、チェコなどの9カ国が国境での旅券審査をやめ、今年からキプロスとマルタでユーロの流通が始まった。EUは、加盟27カ国で人口が5億人となりました。
 旅行で感じたのは、ヨーロッパEUが活性化してきているということでした。EU通貨も日本の円に比べて価値が上昇、EUは、国家を超えた枠組みによって発展してきているのです。

 これは、オルテガの「大衆の反逆」にもありますが、「ドイツ、イギリス、フランスの経済にとっての致命的な障壁とは、それぞれの国家の政治的国境のこと」、ヨーロッパの没落を防ぐには、「ヨーロッパ諸国民の歴然たる凋落は、ヨーロッパ合衆国が可能となり、ヨーロッパの複数性が正式な統一に代わる日がくるとすれば、当然必要不可欠なものではなかったのであろうか」と述べています。

 当時、シュペングラーの「西洋の没落」がもてはやされましたが、これを克服するには、個々の国家という枠組みからヨーロッパ合衆国に脱皮する必要性を説いたのがスペインのオルテガでした。
 すごい先見性であったわけです。

 日本の将来を考えれば、日本の近所の中国、朝鮮との協力関係の強化は必要となります。
 
 
 これからも、さまざまなことをブログで発信していきます。
 

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