2007年07月21日
『国家情報戦略』(佐藤優・高永拊、講談社+a新書)
『国家情報戦略』(佐藤優・高永拊、講談社+a新書)が出版された。
非常に内容の濃いインテルジェンス本だ。
日本と韓国のインテルジェンス関係のことが詳しく記されている。
インテルジェンスは、情報でなく戦略だという人がいる。
まさに、「国家情報戦略」は、国家戦略とはなにか、ということなのだ。
佐藤優氏は、「インテリジェンス武器なき戦争」(幻冬社)他で有名な売れっ子評論家として活躍中。僕は、10年以上前に、ソ連から帰国した直後、外務省の某キャリア官僚から紹介され、3人でじっくりと時間をかけて食事をした経験がある。当時から、スゴイひとであった。
高永戞淵灰ΑΕ茱鵐船腑襦忙瓩蓮韓国の国防省海外情報部日本担当官、北朝鮮担当官などを務めた。
僕と高氏との関係は、講談社の編集から、「今度出る本のゲラを読んで、安全保障政策の専門家としての感想を聞きたい」とのことで、『北朝鮮 特殊部隊 白頭山3号作戦』(高永拊、講談社)を発売前に熟読させてもらった。その後、本は発売された。
「白頭山(ペクトサン)作戦」とは、北朝鮮の戦時作戦計画で、
「白頭山1号作戦」は韓国攻撃計画
「白頭山2号作戦」は在日米軍攻撃計画
「白頭山3号作戦」は日本列島攻撃の作戦計画
である。
それがきっかけで、僕の主宰する日本論語研究会に講師として参加してもらった。
「日本が取るべき国家戦略とは何でしょうか。それは、かねて佐藤優氏が唱えておられるように、本格的なインテリジェンス機関を設立することなのです。すばらしい経済大国としての国家の品格を維持するために、日本は、かつての軍事大国に逆戻りするのではなく、インテリジェンス大国になるべきでしょう。」(高永戞
今の日本の「おかしな話」(高永戞砲箸蓮∈監氏が指摘するように「『インテリジェンスなんて、要するにスパイなんだから悪いこと』といって封印している。同時に、「戦争は悪ことだし、あってはならないことだから、そういうことを考えてはならない」となるわけだ。」が問題である。
今度の選挙も「九条を守ろう!」と真面目に言っていることが問題なのだ。
この本は、日本のインテリジェンスのあり方を考えるうえでとても参考になった。
多くの関係者に薦めたい。
非常に内容の濃いインテルジェンス本だ。
日本と韓国のインテルジェンス関係のことが詳しく記されている。
インテルジェンスは、情報でなく戦略だという人がいる。
まさに、「国家情報戦略」は、国家戦略とはなにか、ということなのだ。
佐藤優氏は、「インテリジェンス武器なき戦争」(幻冬社)他で有名な売れっ子評論家として活躍中。僕は、10年以上前に、ソ連から帰国した直後、外務省の某キャリア官僚から紹介され、3人でじっくりと時間をかけて食事をした経験がある。当時から、スゴイひとであった。
高永戞淵灰ΑΕ茱鵐船腑襦忙瓩蓮韓国の国防省海外情報部日本担当官、北朝鮮担当官などを務めた。
僕と高氏との関係は、講談社の編集から、「今度出る本のゲラを読んで、安全保障政策の専門家としての感想を聞きたい」とのことで、『北朝鮮 特殊部隊 白頭山3号作戦』(高永拊、講談社)を発売前に熟読させてもらった。その後、本は発売された。
「白頭山(ペクトサン)作戦」とは、北朝鮮の戦時作戦計画で、
「白頭山1号作戦」は韓国攻撃計画
「白頭山2号作戦」は在日米軍攻撃計画
「白頭山3号作戦」は日本列島攻撃の作戦計画
である。
それがきっかけで、僕の主宰する日本論語研究会に講師として参加してもらった。
「日本が取るべき国家戦略とは何でしょうか。それは、かねて佐藤優氏が唱えておられるように、本格的なインテリジェンス機関を設立することなのです。すばらしい経済大国としての国家の品格を維持するために、日本は、かつての軍事大国に逆戻りするのではなく、インテリジェンス大国になるべきでしょう。」(高永戞
今の日本の「おかしな話」(高永戞砲箸蓮∈監氏が指摘するように「『インテリジェンスなんて、要するにスパイなんだから悪いこと』といって封印している。同時に、「戦争は悪ことだし、あってはならないことだから、そういうことを考えてはならない」となるわけだ。」が問題である。
今度の選挙も「九条を守ろう!」と真面目に言っていることが問題なのだ。
この本は、日本のインテリジェンスのあり方を考えるうえでとても参考になった。
多くの関係者に薦めたい。