2007年07月18日

「社保庁労使は国賊だ」「それを守るのが民主党」

信号 『WiLL』編集長で、かつては『週刊文春』の名編集長として有名な花田紀凱(かずよし)氏は、、『夕刊フジ』のコラムで、
社保庁のあり方が問題で、「自治労と民主党の癒着の構造は断ち切るべき」、民主党は、「国費評議会(社保庁労組)が怖くて『社保庁解体』なんてとても言い出せないのだ」と言っています。

 以下、『夕刊フジ』のコラム(7月19日付)「天下の暴論プラス」花田紀凱の全文を掲載します。


「社保庁労使は国賊だ」

 
 いよいよ参院選だ。
 今回、何によって投票を決めるか、NHKの調査によると、1位が年金問題で31%、2位が景気対策、雇用問題で16%。ついに年金選挙になってしまった。
 しかし、5000万人の記録消失問題は結局、ひとつひとつ照合して、払うべき人には払うということしかないわけで、これは自民も民主もたいして違わない。
 
 いちばんの違いは社保庁のあり方。
 
 自民党案では「社保庁は解体。新たに非公務員型の新法人、日本年金機構に移行する」。
 一方、民主の方は「国税庁に統合、歳入庁とし、重複する仕事を整理して効率化を図る」。
 民主党案では社保庁職員の大半がそのまま歳入庁に移ることになる。
 

 要は国費評議会(社保庁労組)が怖くて「社保庁解体」なんてとても言い出せないのだ。
 そもそも年金記録消失問題も社保庁解体に抵抗して自治労側が民主党にリークしたと言われている。

 
 自民党案がベストだとは言わないが、自治労と民主党の癒着の構造は断ち切るべき時だ。
 そういえば公示を前にして、社保庁職員がボーナスの一部を返上するという。一般職員がボーナスの10分の1で7万円〜13万円、若手職員が20分の1で2万円〜3万円。
 92.9%の職員が返上を申し出ているというが、そんなのは当然の話。
たった10%?! というのが正直な感想だ。
 その程度、返上したからといって責任を取った気になってもらっては困る。
 だいたい「返上」「返上」と言ってること自体、納得がいかない。ボーナスなんか 出さなきゃいい、いや、出すべきではないのだ。
 民間企業だって経営状態が悪くなればボーナスなんか出ない。それどころか給料だって、退職金だってカットされる。
 自分たちの怠慢で年金をここまでおかしくしたのだから、ボーナスなし、給料カットくらい我慢すべきなのだ。
 歴代社保庁長官らOBの中にも返上しないというのが何人かいるらしいが、法律をつくってでも強制的に返させるべきだ。
 自分たちが稼いだ金じゃないからムダ遣いし放題、グリーンピアなどで何千億のカネをドブに捨てた責任をキチンと取れ!


 社保庁幹部のこの無責任と社保庁労組の怠慢、民間企業ならとっくに倒産している。
 国費評議会1万2000人がこれまでどのくらい仕事をサボっていたか。
 既に散々報じられたが、社保庁の労働協定ぐらい腹の立つものはない。
 たとえば窓口のキーボードの使用ひとつとっても、45分操作、15分休憩1人1日のキータッチは5000タッチ以内1人1日の操作時間は200分以内

 こんな要求、する方もする方なら、認める方も認める方だ。屋山太郎さんじゃないが、「社保庁労使は国賊だ」(『WiLL』8月号)。
 
 それにしても連日、テレビをつけると年金、新聞を開くと年金、よるとさわると年金、年金。

 家計をあずかる家庭の主婦ならいざ知らず、大の男が年金、年金と大騒ぎするのはちょっとミットモなくないか。
                             (『WiLL』編集長)


shige_tamura at 18:06│Comments(1)TrackBack(0)clip!民主党 

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この記事へのコメント

2. Posted by デルタフォース   2007年07月18日 22:08
5 私は現在○○才ですが、現行法の年金制度化では受給年齢に達するのはン10年後な訳です。
既に受給年齢に達している方や迫りつつある人にとっては間違いなく一刻を争う問題です、他方私なんかの世代だと言葉足らずかも知れないですが、先ずは受給世代のケアをしっかりやって、我々は後回してもしっかりくれれば良い訳です。先送りを認めるつもりは有りませんが、公称5千万の名義が全て受給年齢層なのか?訝しく感じます。
中越地震や北朝鮮、ワーキングプアなど現在進行形の課題はまだまだ沢山あります。
旬の話題に飛びつく事しか考えない夜盗、もとい野党は愚の骨頂。政争の具にするのは勘弁してください。若者は年金よりも、その支払いもままならなくて悲鳴を上げているんですから。
逆に逆風吹き荒れる与党には、こんな状況だからこそ愚直に一つ一つの問題に取り組んで頂きたい。先ずはそこからでしょう?と思った次第です。

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