2007年07月18日

小沢一郎研究(その5)「欠席常習犯」の小沢氏

小沢 「欠席常習犯」の小沢氏

 小沢氏は新進党時代に「国会議員は、議会のために親の葬式にも出られないという覚悟を持たなければならない」(永田町事情通)と語ったと言われている。

 ところがその小沢氏は、民主党代表就任直後から衆議院本会議を欠席し続けた。
 
 小沢氏が民主党代表となったのが、2006年4月7日。
 その後、約一ヵ月間に7回(4月11日、13日、14日、18日、20日、25日、28日)開かれた衆議院本会議では、出席したのは、わずか一回。

 しかも、冒頭の数分間だけで途中退席したというから驚きだ。

 小沢氏は、翌5月9日に開かれた記者会見で、飛び交う自身への批判に対し、次のような言い訳をした。

 「10数年前に心臓疾患で入院後、食事後すぐ仕事にかからないよう医者から忠告を受け、守り続けている。理解してほしい」

 「(公務の)朝食、昼食会は断っている。重要なものはスケジュールをずらして出席しているが、(午後一時開会の衆議院本会議など)昼食時間にぶつかったものは欠席している」
 小沢氏は1991年6月に狭心症で入院して以降、体調が思わしくないようだ。
 しかも2006年9月25日の民主党代表再任直後、体調不良を理由に東京都内の病院に検査入院。
 26日の首相指名選挙には、何とか医師の外出許可を得て衆議院本会議場に姿を見せたが、10月2日の安倍晋三首相の所信表明演説に対する代表質問は見送り、代わって幹事長の鳩山由紀夫氏が登壇した。

 政治家にとって健康が第一である。これでは公党のトップとして、政治家としての責務を果たしているとは言えない。

 「民主党代表という職務は、本会議に出なくても務まるのだから気楽なポスト」と言われても仕方あるまい。


shige_tamura at 09:25│Comments(1)TrackBack(0)clip!小沢一郎 

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この記事へのコメント

5. Posted by ハンター   2008年01月15日 21:12
国会議員は、議会の出席が仕事である。理由なく、欠席は、言語道断である。出席の悪い議員は、解雇出来る法律を作るべきである。高い議員報酬を得ている泥棒である。

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