2007年07月12日
小沢一郎研究(その3)
小沢氏は、2006年4月の民主党代表選挙に際し、「政権交代を実現するためには最後の機会かもしれない」と、出馬の意向を固めた直後から、鳩山由紀夫氏のグループや旧社会党系グループの支持を取り付け、着々と布石(ふせき)を打った。
そして、菅直人氏に大差を付けて代表に選出された。
その翌日には、菅氏を代表代行に起用し、その他の主要役員は留任。
森喜朗元首相は、「どこから切っても菅、鳩山、小沢しか出てこない。都合が悪くなると代表を切りグルグル回して国民の目を欺く民主党は『金太郎飴』としか言いようがない」と皮肉ったが、民主党の人材不足が露呈(ろてい)した格好となった。
出てくるのはいつも「中古品」。
新品を出しても結果的に「欠陥品」、「不良品」。
これが実態なのだ。
さらに東京都知事の石原慎太郎氏も「私は彼(小沢氏)を評価しません。あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない。大した党にならないと思うね」と酷評したうえで、「テレビで見たけど、小沢君の言うことは非常に観念的、抽象的」と批評した。
ところで小沢氏はかつて、「何のポストにも興味ありません」と発言したことがある。
これは、月刊誌「Voice」(2005年10月10日号)でのインタビューに登場した発言だ。
「小沢さんは副代表のときも、あまり党の会合に出ませんでしたね。なぜですか」という質問に、「だって、することがないんだもの。副代表が会議に出たって、何の権限もありませんよ。それに、副代表は執行部の一員ではないし、役員会に出る資格もない」と述べ、
次いで、「(当時の代表の)岡田(克也)さんは小沢さんに会議に出てもらいたかったようですが」との問いに、「いや、彼は『副代表に名前を貸してください』というので、承諾しただけです。副代表は何人もいるから、ただの並び大名ですよ」と居直った。
そして「代表代行程度のポストには興味がない」と尋ねると、「何のポストにも興味ありません」と言い放ったのだ。
何のポストにも興味がないのなら、なぜ代表になったのか。
自らの言動に全く責任を持たない発言の「軽さ」と「いい加減さ」は民主党の特徴だが、結果的に「ウソ」をついたことになる。国民に「ウソ」をついた責任は感じないのだろうか。












