2007年06月15日

『最強情報戦略国家』(落合信彦著、小学館)

落合最強情報戦略国家』(落合信彦著、小学館)が出版された。

インテリジェンス(諜報)とは、一言で言えば
「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」

彼を知る=自分以外の敵も味方も含めてのこと

己を知る=自分の頭脳、勇気、対人力、集中力、判断力、反応力、戦略的および戦術的能力、自分の能力の限界などを真に把握しているか


「今日本版NSCの設立が議論されているが諜報機関なくして一体何をするのか。
アメリカは1947年にNSCを作った。だが、同時にNSCには諜報機関が必要であることを知ってCIAを作った。さらにアメリカはスパイ防止法を第一次世界大戦中の1917年に作っている。」

「2000年12月アメリカCIAが2015年までに日本は先進国グループから脱落するであろうと分析したレポートを作り上げた。」

日本は、そうならないためにも
「国内、国外のスパイを取り締まる法律、そしてその最前線で働く世界に通用する諜報機関の設立。このパッケージがなければ日本の未来はない。そしてかつてのカルタゴのようにノー天気な民と政治家に支配されいつの日か歴史の彼方に消え去っていく。」

落合氏は、そのためにも日本は『最強情報戦略国家』にならないといけないというわけである。

それを、安倍晋三首相はやろうとしているのである。 


shige_tamura at 09:49│Comments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

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