2006年12月15日

映画「硫黄島からの手紙」を観て

イヨウ昨日、試写会で日本から見た硫黄島『硫黄島からの手紙』を観ました。森喜朗元首相ご夫妻も見えていました。
今回の試写会は、栗林忠道陸軍中将の孫にあたる新藤義孝衆議院議員からのお誘いでした。

新藤義孝議員は、最近まで自民党国防部会長を務め、僕と一緒に仕事をした間柄です。
その際、日程調整のときに硫黄島いくためというようなことがありました。
それは、おじいさんの栗林陸軍中将との関係だったのでした。

栗林忠道陸軍中将は、日本軍硫黄島守備隊の総指揮官を務め、アメリカ留学の経験を持ち、アメリカ人の友人もいれば、良い思いでもあった。
また、勝つための意思と、日本よりも進歩していた米軍に挑むための戦略的手腕も持っていた。
戦地から家族に宛てた手紙で、妻のためにお勝手のすきま風を心配したり、硫黄島で育てているヒヨコの成長を幼い娘に書き送ったりと、よき家族人としての一面も覗かせる。

この映画は、栗林忠道陸軍中将とは、どんな人物なのかを知るうえでは大いに参考になる。こうした、人物が多くいれば、日本の悲劇も最小限度になったのではないかと思われた。

僕は、アメリカから見た硫黄島『父親たちの星条旗」はまだ観ていない。

昨日、僕のところに来た元米海兵隊グレグソン(Gregson)中将・太平洋司令官と硫黄島の映画についても話し合った。その際、グレグソン氏が「新藤義孝は元気か」と聞かれ、「元気だ、映画試写会の挨拶をしていた」と答えた。

グレグソン氏は、「米国の映画関係者は、日本の『硫黄島からの手紙』の方が良いとの評価だ」と話してくれました。

多くの人に観てもらいたいと思います。


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