2006年10月25日

沖縄県知事選挙の民主党推薦・糸数慶子候補に大反対する民主党国会議員

民主党は23日、衆院補選の敗北を受けて、来月19日投票の沖縄県知事選挙に総力を挙げて取り組むことを決め、24日の常任幹事会で糸数慶子氏の推薦を決定した。

沖縄県知事選に関して、民主党・長島昭久衆議院議員(テレビタックルなどで有名な安保政策通)は、自らのブログで、糸数慶子氏は「共産党と同じで、米軍はもとより自衛隊の存在も認めない」「沖縄の民主党の糸数推薦は問題だ」と痛烈に批判し、「民主党沖縄県連の決定には正直言って暗澹たる気持ちにならざるを得ません。かくなる上は、県民の皆さんの賢明なご選択を祈るばかりです。 」と言っている。

今回は、民主党本部も推薦というのだから、大変だ。

以下、長島氏のブログを掲載します。


長島昭久 WeBLOG『翔ぶが如く』

沖縄県知事選挙
2006年09月19日 21時57分37秒 / Weblog

11月19日投開票の沖縄県知事選で、沖縄社会大衆党(社大党)副委員長の糸数慶子参院議員(58)は19日、民主、社民両党など野党陣営から出馬要請を受けて「勝利に向けてまい進し、県政を奪還する」と述べ、受諾を表明したそうです。

野党統一候補で、自公が擁立する与党候補と一騎打ちとなる模様。

しかし、糸数さんは、以前、「朝まで生テレビ」でもご一緒させていただいたことがあるが、共産党と変らない主張の持ち主です。米軍はおろか自衛隊の存在すら許さないという強烈なイデオロギーが彼女のスタンスの背景にあります。これでは、県知事選挙は、米軍基地にイエスかノーか、という極論のぶつかり合いとなってしまい、米軍再編のプロセスを沖縄県にとってより良い方向(基地依存経済からの脱却)に導いていく道筋を冷静に議論できなくなってしまうでしょう。

沖縄には歴史的な傷跡や県民の皆さんの特殊な心情があり、沖縄独自の主張があるのは当然としても、糸数さんで与党に代わる現実的な選択肢を県民の皆さんに提供できるとは思えず、民主党沖縄県連の決定には正直言って暗澹たる気持ちにならざるを得ません。かくなる上は、県民の皆さんの賢明なご選択を祈るばかりです。


shige_tamura at 16:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

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