2012年04月

2012年04月11日

党首討論を終えた谷垣総裁発言

 党首討論を終えた谷垣総裁発言です。
 谷垣禎一総裁 ぶら下がり

(平成24年4月11日(水)15:50〜16:02= 於:衆議院院内24控室)

【質疑応答】

Q: 今日の党首討論はいかがだったでしょうか。

A: 私は野田総理に覚悟を問うということを基本にやりました。
 覚悟を問う以上はいくつかありまして、一つは党内を掌握できなくては、動かないじゃないかと。そのためには、野田さんが私にお問いかけになるだけでは動かないんですね。
 「荒ごなし」とおっしゃいましたが、荒ごなしすることが、私と野田さんの仕事だとは思いません。
 やはり、国会の中でしっかり議論して、荒ごなしをし、論点を整理する。
 そして、最後どう詰めるかというのは、私と野田さんで詰めなくてはならないことがあるかもしれません。これは順序が違うと思います。そうした荒ごなしをしていくためには、野田さんが一人でおやりになってもできません。

 つまり、党を動かさなくてはならない。ですから私は、わざわざ「幹事長や国対委員長から」と申し上げたのは、総理お一人でおやりにならないで、党を動かせと。党を動かすだけの力がなければ、これは進まないぞと、申し上げたかった。後から手続き論ばかりじゃないかという声もあったが、具体的に物事を国会で進めて行くには、党を動かして、そしてそういう議論を動かしていかなければいけない。
 野田さん一人では、裸の王様になってしまう。それからもう一つは、やはり先送り論が相当ある。これはある意味、野田さんへの援護射撃ですよ。6月21日までにやるのであれば、先送りしてズルズルやるようでは、あの党内の動向は何も進まないと思います。

 やはり議論して行くと、最後はマニフェストの正統性につきあたる。そこをどう乗り越えて行くかということに対して、覚悟が無いと進まないぞということを申し上げた。確かに野田さんも、今おっしゃれることとおっしゃれないことがあるでしょう。 だけれども、野田さんが覚悟を示されるなら、解散をするか、できなかったら俺は辞めるんだと、こういう気持ちで進んで行かなくては、道は開けないと思います。


Q:消費税に関して、総理からは、自民党が先日発表した公約の原案に消費税10%が書いてあるじゃないかと、問題意識を共有できると再三言っておられましたけれども、この点については。

A:問題意識だけ共有しても仕方ないですよね。問題意識は共有できますよ。だけど問題意識だけ共有しても、実際は、残念ながら我々は野党ですよ。与党が中心になって進めて行かなくては、物事は成し遂げられませんね。
 それは一体どうするんだということを再三問いかけているんです。それは、党を動かせということでもあり、日にちを区切って不退転の覚悟を示せということでもある。
 結局、どういう手順、段取りを踏んで行くか、そのことを野田総理も具体的にお考えになる必要が有ると思います。それともう一つ、今日はあまり議論になりませんでしたが、やはり税と社会保障の一体改革というのであれば、そこも論点の整理が必要でしょう。先に出すということだけではなかなか進みません。どこが進まなくて、どこをきちっとやるのか、どこを撤回するのか。そういう辺りを全部やりますよ、行程表に書いてありますよ、というのでは、私は進まないと思います。


Q:総理から改めて党首会談のお願いもありましたが。

A:荒ごなしをするための党首会談なんて、私は不必要だと思いますよ。荒ごなしは国会で議論をして、そこで論点がはっきりしてくるでしょう。荒ごなしは私の仕事ではありませんし、野田さんの仕事でもないでしょう。


Q: 総裁からは「無礼千万」という言葉もあり、前回よりも対決姿勢が見られた気がしましたが。

A: 無礼なことを言われた時には無礼千万と言わなくては仕方ないでしょう。それから私が愕然としましたのは、与党は俺達がまとめるから野党をまとめろ、みたいな話があったが、野党は皆違うんですよ。
 その野党をまとめる努力をするのが与党の仕事なんです。我々与党の時はそうやってきましたよ。私はあの野田さんの言葉は野党ボケとしか思えない。だから問題が起こるんですよ。与党になったら与党らしくふるまって頂かないと。あの点については、野田さんは考え違いしていると思います。


Q: 今日のテーマは野田さんの覚悟を問うことがテーマだったとのことですが、野田さんは覚悟を示せたのでしょうか。

A: 覚悟というのは言葉だけではありません。私が申し上げたことでもありますが、それが具体的な行動になって出てこなくてはなりません。はたして党を掌握して、具体的な審議の動かし方というものを提案できるのかできないのか。
 本当は、いつまでにそれを提案するのかを聞きたかったのですが、時間が無くて聞けなかった。そういう野田さんの意思がピシッと通った具体的な行動があの党にどう出てくるのか、それを私達は見たいと思います。


Q: 今日の党首討論を通じて、トップ同士の信頼関係は深まったのか、あるいは不信が増したか。

A: 私は、日本国で政治をやる人間の一人として、内閣総理大臣の言葉は信じたいと思っているんです。だけれども、それだけの行動をして頂かないと。


Q: 討論の中で、総裁は前田国交大臣の問題に触れられておられましたけれども、自民党としてどう対応して行くのか。

A: 現在選挙期間中の選挙において、その地域の建設業協会の方に、支援を依頼する手紙を、肩書きは「国土交通大臣」として、国交省の封筒に入れて出された。
 そしてそれをお認めになった。これはどうけじめをつけられるのか。かなりの問題だと思います。


Q: まずは政府がどう対応するかを注視していくということか。

A: 出方次第です。結局、野党が長くて、与党・政府の責任をご存知ないのかもしれないけれども、どうしてこういう軽率な問題が次々と出てくるのか。私も本当に情けないですよ。こんな問題を党首討論で言わなきゃならないのは本当に情けない。こういうつまらないミスが次々と出てくる。遺憾としか言いようが無い。


Q:総裁は党首討論の途中で、嘘の片棒を担ぐわけにはいかないとおっしゃいましたが、これは消費税法案の採決には賛成できない、反対するということでしょうか。

A: けじめをつなければということを言っているんです。けじめのない中で、賛成しろと言われても無理でしょう。どうけじめをつけてくるのか。それは色々あるのかもしれません。だけどども、けじめ無しで、「大きな政府を小さな財政でできる」というデマゴーグの片棒を担ぐわけにはいきませんよ。典型的なデマゴーグですよ。


Q: みんなの党の渡辺代表の討論もあったが、これはどのようにご覧になられましたか。

A:初めてですからね。


Q: 今後も継続的に、みんなの党に時間を割り当てるのか。

A: 現場の委員会での議論だと思いますが、自分の置かれた立場、場をよくお考えになることも必要だと思います。


Q: 野田総理からは、渡辺代表の自民党に対する言葉遣いが失礼であると、表現が適切でないという発言もありましたが。

A:野田総理は、極めて健全な感覚を持っておられるなと思いました。


Q: 冒頭、渡辺代表は初めてこのQTの場が正常化されたともおっしゃっていたんですが、その認識は正しいと思いますか。

A: 正常化かどうかは分からないが、こんな小さなことはこれ以上言っても仕方ない。


Q: 民主党の一回生議員で、小沢グループに所属している平山さんという議員が居るんですが、この方が離党する意向を固めたとの報道もありますが、離党者が続く現状についてはどのようにお考えでしょうか。

A: 手順、段取りを踏んで居ない。これを手続き論だという人は、政治の根本が分からない人ですね。つまり、手順、段取りを踏んでいないから、進めば進むほど液状化するんですね。このまま行ったらこの法案通らないのではないかともいます。ですからそこにどうけじめをつけるかが無いと、私は野田さんのお考えのように行かないと思います。

shige_tamura at 17:50|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!自由民主党 

講義録・佐藤一斎の生涯(福井昌義・日本論語研究会幹事)(その1)

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 佐藤一斎の生涯(福井昌義・日本論語研究会幹事)
 これは4月7日(土)慶應義塾大学に於いての「日本論語研究会」での講義録です。非常に良い内容です。
 以下、掲載します。


(はじめに)

 皆さん、こんばんは。福井昌義です。いつもこの会の受付を担当し、それが終わると一番後ろの席で話を聞いています。それが今日は一番前に立って話をするということで、今から大変緊張しています。(笑)
 不慣れなものですから、どうぞお手柔らかにお願い致します。

 さてこの日本論語研究会は、過去にプロ野球コミッショナーの加藤良三先生、自民党衆議院議員の小泉進次郎先生、元警察庁長官の山田英雄先生といった名のあるすごい方々が講演なさっています。
 その中において、私のような慶応義塾大学出身でない29歳の若者にチャンスを頂いたことに田村(重信、日本論語研究代表幹事)先生はじめ皆様方に心より感謝申し上げます。
 ちなみに、29歳で話をさせて頂くのは、小泉進次郎衆議院議員以来、約2年振りです。

  
(佐藤一斎は、生涯現役・生涯学習の体現者)

 ここで、皆さんに2つ質問があります。

◎中学・高校の歴史の授業で佐藤一斎を学んだと思う方手を挙げて下さい。
(いらっしゃらないようですね。私も学校の授業で学んでいません。安心しました。)

◎佐藤一斎を知っている方、いらっしゃいますか?
(これは、さすがに多いですね。)
 ご協力ありがとうございます。

 佐藤一斎は、江戸末期の儒学者であり、70歳のとき幕府が設立した唯一の大学である昌平坂学問所の儒官となります。今で言えば、東京大学の総長にあたる人です。 当時の日本には全国に230余りの藩の学校がありましたが、その藩校の中で優秀な成績を収めた者が、さらに昌平坂学問所に進学したのです。ですから、一斎は、優秀な人たちの中の頂点に立つ人であったわけです。

 70歳という年齢は、一般的には第一線の現役職業生活からリタイアしています。このことからも、自らが生涯現役・生涯学習の体現者であったといえます。
 体格が立派で威風堂々としており、眼光は炯々と輝いていたらしいです。老齢になってからも自分で講義を行い、他人に代講させなかったと言います。
 その際には、必ず傍らに刀を置き、右手の扇子を膝に立てて端然たる姿勢で教えていたという、言い伝えが残されています。
 門下生に対し、広い視野でものを見、判断できるよう厳しく教育したそうです。
 一斎の教育の基本理念は、『言志録』第2条の「太上は天を師とし、その次は人を師とし、その次は経を師とす」という言葉に明確に表明されています。
 現代語訳にしますと、「宇宙の真理を学びとれるのが最上級の人物、優れた人物から学びとれるのが第二級の人物、賢者の書から学びとれるのが第三級の人物。」となります。

 天とは、「自然こそ最良の師である」ということを指しています。
 人間には天から与えられた使命が必ずあり、それを果たすことがその人間の生きる価値である。そのことを追求せよ、と語っています。
 もちろん、優れた人物・賢者の書からの学びも重要ですが、そこには人それぞれの 好き嫌いがあり、万人の師とはいきません。それが、順位となって表れています。


(門下生は3,000人)

 驚くべきことに門下生の数は、3,000人とも言われています。
 一斎は、幕府の儒官ですから本来は朱子学専門ですが、その広い見識は陽明学まで及び、仲間たちから「陽朱陰王」の別名を頂いたほどで、その両方から英傑が現れています。
 朱子学系では、安積艮斎、大橋訥庵、中村正直などがおり、陽明学系には佐久間象山、山田方谷、横井小楠、渡辺崋山らがいます。江戸期の財政改革を行った人物としては、代表的日本人に登場する米沢藩の上杉鷹山が有名ですが、山田方谷も松山藩の財政の立て直しを短期間のうちに成し遂げています。佐久間象山門下からは坂本龍馬、勝海舟、吉田松陰、米百俵で知られる小林虎三郎らが輩出しました。

 一方、吉田松陰の「松下村塾」からは、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋といった明治の草創期に活躍した人物が登場します。

 直接の門下生ではありませんが、特に西郷隆盛は、『言志四録』を生涯座右の書とし、気に入った101条を選んで直接自分の手で書き、肌身離さず持ち歩いていたほどです。
 注目すべき点は、彼が自分の手で書いたということです。
 書かなくても、素読を行なっていた時代の人ですから暗記できたと思います。あえて書いたということは、自分の心の中に『言志四録』を染み込ませたかったのでしょう。
 それを、『南洲手抄言志録』として遺しています。
 この書で有名な言葉「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にし、己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」は、隆盛の生き方の基本姿勢でありますが、この言葉のルーツこそが『言志録』第三条にある「およそ事を作すには、すべからく天に事うるの心あるを要すべし。人に示すの念あるを要せず」です。

 現代語訳にしますと、「仕事をする場合は、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行うのが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない。」となります。

 明治天皇はこの本を読んで、いたく感服したというエピソードが伝えられています。
 また『武士道』の著作で知られる新渡戸稲造も明治44年に出版した『修養』の中で、随所に一斎の『言志四録』を引用しています。
 幕末から明治にかけて活躍した歴史上の人物は、皆一斎の影響を受けています。
 影響を受けなかった者は一人もいないといっても過言ではありません。


(小泉純一郎首相も『言志四録』を引用)

 最近と言っても10年以上前になりますが(笑)、2001年(平成13年)5月、当時の小
泉純一郎内閣総理大臣が衆議院での「教育関連法案」審議中に、言志四録の有名な一節、

・少くして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
・壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
・老いて学べば、則ち死して朽ちず

――を引用しています。ちなみにこれは、『言志晩録』第60条になります。

 資料に『言志晩録』第60条が載っています。

 せっかくですから、私に続いて読んで下さい。点のところで区切ります。

・少くして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
・壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
・老いて学べば、則ち死して朽ちず

 皆さん、ご協力ありがとうございます。

 現代語訳になおしますと、次のようになります。

・少年時代に学んでおけば、大人になってもそれが役立ち、何事かを成し遂げることができる。
・大人になってからも更に学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。
・老年になってなお学ぶことができれば、世の中の役に立って、死んだ後もその名は
残り、次の世代に引き継がれてゆく。
 
 簡単に言いますと、人間生まれてから死ぬまで勉強ということです。私自身は、子供の頃全く勉強しなかったので、今精一杯学んでいる最中です。

 小泉元総理は、当時の小泉内閣メールマガジンの中で、「総理になってよく思うことは、人生は学ぶことの連続だということです。日々勉強し、努力、精進し、日本のため未来のために精一杯頑張っていきます。」と述べられています。
(続く)

2012年04月10日

石原 宏高氏の主張

天人




カラオケDAMにぼくの歌「天に向かって!」が入りました。
「日本を美しく!」も入ってますので、2曲になりました。

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 私の主張

 海外インフラ投資事業の促進
 高度な技術力で水資源開発 国際経済特区構想を進める

党東京都第3選挙区支部長 石原 宏高(47)


 日本の技術を海外展開へ


 海外インフラ投資事業の促進を日本政府が謳(うた)ったのは、確か福田康夫内閣の時だ。新幹線、原子力発電所など日本の技術を官民協力して主に新興国に売り込む、景気刺激策として取り上げられた。いくつかの交渉が行われているが、成功実例は私の記憶では思いあたらない。

 東京都の石原慎太郎知事が、都の持つ水道事業の海外展開を表明したのは2年前である。フランスやイギリスの会社が海外で水道事業を展開し、収益を上げている中で同等それ以上の技術を持つ日本が海外展開しないのはおかしいと、現在、都の実質子会社である東京水道サービスが海外を飛び回り、ビジネスチャンスを探り、ベトナムでの浄水場建設、フィリピンでのダム・浄水場建設など交渉が続いている。既にタイで水道事業に関するコンサルティング契約も締結している。

 ちょうど2010年の年末に、フィリピンでの新水資源開発事業(ダムと浄水場建設)を推進している企業グループの方と出会い、縁あって力を貸すことになった。
 フィリピン政府は、アキノ大統領の下、その年の11月にPPP(Public Private Partnership)によりフィリピンのインフラ整備を行うことを公表した。その中にも、新たな水源開発事業を行うことが記載されていた。

 紆余(うよ)曲折あったが、大統領への進言、大統領スタッフとの交渉、フィリピン水道公社との交渉を経て、いよいよ今年6月までに一般公開入札が実施される見込みとなった。東京水道サービスも参加する当該新水源開発事業は、有力候補として、この入札に臨む。もし、この入札に勝利することができれば、東京都が進める海外水道事業、初の大規模プロジェクトとなる。

 日本はデフレ、円高に苦しんでいる。産業空洞化は国際競争が激化する中、間違いなく進む。昨年、31年ぶりに貿易収支が赤字となった日本が経常収支の黒字を維持するためには、海外インフラ投資事業の推進は欠かすことができない。

 さらに、国内大型インフラ投資事業が成熟社会となった日本で減少する中、日本の持つ技術を維持するためにも、積極的に海外インフラ投資事業を推進する必要がある。

 フィリピンでの新水資源開発プロジェクトを進める企業グループは現在、受け皿会社を香港に創(つく)ろうと考えている。これは香港では法人税の対象に、海外での(支店などでの)収益が含まれないため、実質、法人税がゼロになるためだ。


 経済活性化へ大胆な政策を

 現在、日本政府、都が国際経済特区構想を進めようとしているが、このような受け皿会社は、日本において法人税をゼロとすべきである。そうでなければ、香港に奪われてしまう。激しい国際間競争の中で、日本の経済活性化のために、大胆な政策を実行することが求められる。

 私は政権奪還、国政復帰を果たした暁には、海外インフラ投資事業の推進のために、全力を尽くしていきたい。それが、日本の経済を救う、重要な手段の一つであるからだ。


 石原 宏高(いしはら・ひろたか)

 昭和39年6月19日神奈川県逗子市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。昭和63年から平成15年まで日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)勤務。17年衆院東京選挙区で初当選。衆院財務金融委員会・テロ対策特別委員会の各委員。党国際局次長など歴任。現在は党東京都第3選挙区支部長。嘉悦大学付属産業文化観光総合研究所客員教授。座右の銘:千万人といえども吾往かん。家族:妻、長女。趣味:読書、散歩

 石原 宏高事務所

 〒140−0014
品川区大井1−22−5 八木ビル7階
TEL:03−3777−2275
FAX:03−3777−3902

 石原 宏高ホームページ
http://www.ishihara-hirotaka.com

オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/hirotaka-ishihara/
『自由民主』より

shige_tamura at 10:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!自由民主党 

2012年04月05日

女性の力で閉塞状況を打破(小池百合子氏)

天人




カラオケDAMにぼくの歌「天に向かって!」が入りました。
「日本を美しく!」も入ってますので、2曲になりました。

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 女性の力で閉塞状況を打破
 小池百合子・自民党「女性いい国」特命委員長に聞く


 わが党は女性の視点に立った政策を立案するため、特命委員会を新設した。
 その名も、「女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ特命委員会」。
 自民党史上初めて、女性で党三役(総務会長)に就任した経歴も持つ、小池百合子衆院議員が委員長を務める。設置の狙いや今後の取り組みなどを聞いた。

 女性政策
 意識改革し生活を向上

――特命委員会を新設した背景や問題意識について聞かせてください。

小池百合子党女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ特命委員長)
  諸外国と比べると、日本は女性の活用が十分ではありません。米金融大手ゴールドマン・サックスの試算では、女性の生活環境が整備されると、労働人口は820万人増加し、国内総生産(GDP)は約15%拡大するとみています。
 女性国会議員の比率でも、日本は187カ国中126位です。また、世界経済フォーラム(WEF)が発表した各国の性別格差を評価したランキングでも98位で、前年から後退しました。
 学校の成績では女性が上回っていても、社会に出ると、打ち破ることができない「ガラスの天井」があると言われています。しかし、様々な分野で日本を覆っている閉塞(へいそく)状況を打破できるのは、女性の力をおいて他にないと考えていました。


――育児休業の取得率は7割を超えていますし、女性をめぐる環境は改善されているようにも思えますが。

小池) この数字は辞めた女性は対象になっておらず、現実を反映していません。出産とともに退職する女性が多いのが実態で、それも含めると取得率は2割から3割ほどにまで落ち込みます。
 このように日本の女性は人生設計が難しく、そのことが少子化を招いていると言っても過言ではありません。将来に対する不安を取り除き、女性が安心して子供を産み、育てることができる環境を整備しなければ出生率の低下にも歯止めをかけることはできません。
 これから労働力が減少します。それを補うため、外国人の雇用や業務の効率化、さらにロボットの開発などの話にもなりますが、忘れてはいないでしょうか。女性がいるのです。出産後も元の職場に戻れる制度や意識、働き方を考えさえすれば、女性はもっと活躍できるのです。
 特命委員会設置の目的は女性の生活向上だけにとどまりません。女性が暮らしやすい国づくりは、子供にとっても、男性にとっても、お年寄りにとっても暮らしやすい国を目指すことなのです。そこで、本特命委員会ではパラダイムシフト(思想転換)や意識改革を重視しています。


――意識改革と言えば、小池委員長が環境大臣の時に始めたクール・ビズを連想します。

小池) 多くのサラリーマンは「ネクタイをしないのはお客さまに失礼」という社会規範や固定概念にとらわれていました。これに地球温暖化対策の観点から切り込むことで、意識は大きく変革されたのです。
 クール・ビズもそうですが、意識改革にはお金がかかりません。しかも経済効果が望めます。マインドセット(思考様式)を変えたいと思っているが、なかなかできずにいるのを、少し後押しするのです。それが政治のメッセージ力です。
 さらに、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)や日本人の働き方と幸せの確保についても自民党がリードし、提唱していきます。


――今後の議論の進め方は。

小池)様々な専門分野の先生から意見を聞き、そこに女性の視点で横串を刺すような政策を提言として取りまとめます。それが基本的な考え方です。国民から共感が得られるよう、党内の英知を結集しなければなりません。
 各論では、まずコーポレート・ガバナンス(企業統治)の分野で、上場企業における女性取締役の比率引き上げです。日本は先進国で最下位レベルにあるので、女性の積極的な登用を促すようなサポートを、女性起業家に対する支援と併せて議論していきます。

 国際社会並みに女性議員を増やす

 次は、女性の政治参画。国会と地方の女性議員数は十分とはいえません。国際会議の場でも女性議員は当たり前のように多数いますし、フランスや韓国には女性議員を増やすための措置もあります。ただでさえ世界の中で少ないのですから、議員定数削減の流れのなかでも、女性議員が一定数確保できるような方策が必要ではないでしょうか。
 意識改革による働き方の変革も重要です。例えば、残業をして働くのが当然という姿勢を変えるべきです。遅くまで仕事をして疲れていると、能率が悪く、いいアイデアが浮かぶはずもありません。それよりも、定時で仕事を終える生活を心がけた方が、成果も上がると思います。

 国民に響くメッセージを発信

――わが党の政権公約では、女性のための政策にも注目が集まると思いますが。

小池)政権公約では、国民に響くような政策を発信しなければなりません。「自民党政権なら、安心して子供を産めます。女性も安心して働き続け、家族の絆を守ることができます」というメッセージです。経営者の側が女性の雇用維持に不安を感じるのなら、その観点で雇いやすくする施策を用意する。全ての人にとって「いい国」を創(つく)るために必要なことです。
 自民党はこれまで以上に草の根の声、女性の声を吸い上げ、政策に反映させるべきです。それこそが国民政党の姿ではないでしょうか。ぶれることなく、信念のある政治で、国民の期待に応えなければなりません。

『自由民主』より

shige_tamura at 10:18|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!自由民主党 

2012年04月04日

チャイナ・ドリームが破れる時(平川祐弘氏)

天人




カラオケDAMにぼくの歌「天に向かって!」が入りました。
「日本を美しく!」も入ってますので、2曲になりました。
是非、カラオケで楽しんでください。

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 今朝(4.4)の産経新聞「正論」

「チャイナ・ドリームが破れる時」 比較文化史家 東京大学名誉教授・平川祐弘
―を掲載しました。


 米日中の栄枯盛衰について考えたい。敗戦後10年、日本は依然として貧しく、「せめて戦前並みになればいいな」とパリで朝飯抜きの留学生は思っていた。祖国が普請中であることにずっと劣等感を覚えていたのである。ただし、アジアで日本だけが産業化していることは各地の港に寄って渡欧したのでよくわかり、独立を守ってくれた明治の先人の努力に私は感謝した。
 さらに10年後、大学助手となったとき、北米で就職した級友が「お前の月給はいくらだ」と尋ねた。1ドル360円の頃で「100ドル」と言うと、「俺はその10倍だ」と言った。絶対的な隔絶が洋の東西の間にはあると思った。


 ≪米日中の栄枯盛衰の行方は≫

 だが日本再建は進み、1977年、東大助教授の給料がオックスフォードのドンに追いついた。日出づる国の勢いは止まらない。92年定年時の私は、かつての給料10倍の北米残留組より高額所得者になっていた。米国が敗戦国のようで米国人が苛立(いらだ)ったのも無理はない。
 がバブルがはじけ、以後日本は振るわず精神も空洞化した。

 では、日中関係も逆転するか。中国へ教えに行った天安門事件の直後、北京から1時間走ると田舎道に籾(もみ)が撒(ま)いてあり、通過する車に脱穀させていた。そんな原始的な農村だから中国学生は日本に追いつけないと思っていた。来日した人は次々と日本で就職した。

 それが近年、学位を取り損ね中国へ戻った人も、自国の経済発展で大変な自信回復だ。昨今のベストセラーは劉明福『中国夢』(中国友誼出版)で、ポスト・アメリカ時代に中国が世界一をめざし、世界に中国時代を招来させるのがチャイナ・ドリームだという。


 ≪「日米もし戦はば」の中国版≫

 著者は国防大学軍隊建設研究所所長の大佐だ。中国人がアヘン戦争以来の列強の侵略に反発し国防建設を夢見るのは理解できる。夢もほどほどなら結構だ。だが人民中国誕生から63年、近隣諸国からの軍事的脅威はない。それなのに軍事大国を目指すとは何ごとか。『中国夢』は中米大戦争を露骨に想定はしないが、それでも昭和初年に売れた平田晋策『日米もし戦はば』の中国版の趣(おもむ)きがある。

 そもそも現役軍人がこんな世界戦略を売り物にしていいのか。中国政権内の開明派が軍部を統制しようにも抑えが利かず、中国の軍事大国化にもはや歯止めは利かないのではないか。何しろ軍幹部が退職後軍事産業に天下りし、共産党幹部の子弟が有力証券会社を牛耳る昨今だ。人治の国では私的な血縁関係が優先で、子弟集団の太子党はわが世の春である。
 アイゼンハワーは大統領職を去るとき、米国における軍産複合体の肥大化を警戒し遺言としたが、その異常増殖が今の中国であるらしい。

 大中華秩序復活の夢を劉明福は「黄福論」と称する。公正な選挙一つ行えない強権支配の国でありながら、「歴史清白、道徳高尚」中国は世界大国中唯一の「没有原罪的国家」であるから天下に王道を広める資格があると主張している。
 米国から見ればこのジョークは新しい「黄禍論」と映ずるだろう。何が無原罪なものか。毛沢東と共産党によって殺された人数は2600万と『建国以来歴次政治運動史実報告』にも出ている。

 その中国が領海法を一方的に制定し、南シナ海の島嶼(とうしょ)、東シナ海の尖閣諸島は「核心的利益」だと言い出した。ベトナム、フィリピン、インドネシアをはじめ日韓印も反発する。
 「今の中国に友邦はあるか」と問うてみるがいい。ミャンマーももはや友邦ではない。彼らは答えに窮するが、北朝鮮の名はさすがに言いかねている。だがそれで黙りはすまい。「米豪日が連携してアジア中小国とともに対中包囲網を敷くとは何ごとか」と居直って、怒るに相違ない。


 ≪日本に亡命して中華料理屋に?≫

 「史ヲ以テ鑑(かがみ)ト為(な)ス」とはよくいったものだ。少年のころ日本帝国は歪(いびつ)に発展した。軍部は満蒙は日本の生命線(核心的利益)だとして進出し、南シナ海で新南群島を武力を背に日本領とし、41年に仏印南部にも進駐した。米英中蘭は、America、Britain、China、Dutchの頭文字を取ったABCD包囲網で日本帝国を取り囲んだ。

 そんな戦前について「日本こそ被害者だ、包囲した方が悪い」と言い立てる疑似愛国者は日本にもいた。今の北京にもそれと同種の愛国者は多い。しかし人民中国の有力者は口でこそ自国の正義を主張するが、陰では保身を計ってしたたかだ。
 バブルがはじけ国内外に大混乱が生ずれば、一党支配はもはや正当化もできまい。そんな未来を必至と見て賢明な共産党幹部や富裕層は宝石を買い、子弟を海外に送り、国外に預金、外国に親類を拵(こしら)え、万一に備えている。

 軍の近代化だけが進み政治の近代化の進まぬ歪な大中華帝国の夢が実現しても大変だが、夢が破れても大変だ。「その時どうする」と聞いたら「日本に亡命して中華料理屋を開く」と真顔で答えた。その昔西ドイツが中共政権を認めたときの、台湾元外交官がボンで中華飯屋を開くという噂話が思い出された。(ひらかわ すけひろ)

2012年04月02日

高まった「憲法改正」への国民的関心

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 高まった「憲法改正」への国民的関心 自民党はニュース価値を創出せよ

 明治学院大学教授 川上 和久


 3月19日付の読売新聞の1面、11面の世論調査記事に、衝撃を受けた人も多かったのではないだろうか。1面の見出しは、「憲法改正『賛成』54%、本社世論調査、二院制見直し7割超」ということで、憲法改正賛成派が、昨年9月の調査から、わずか半年で11ポイントも上昇していること、「ねじれ国会」について、与野党が対立する法案が成立しなかったり、遅れたりするという否定的評価が56%に達し、国会の二院制のあり方について、「衆院と参院を合併して一院制にする」が半年で11ポイント上昇して37%にのぼっていることなどを伝えている。

 特に注目したいのは、無党派層で憲法改正に賛成している比率が半年前から15ポイントも増えて55%に達していること、無党派層で一院制が望ましいと答えた比率が半年前から16ポイントも増えて41%に達しているということだ。

 読売新聞社の世論調査は、電話調査ではなく、コストのかかる個別訪問面接聴取法をいまだに続けており、その時々の「風」で数値が極端に振れやすい電話調査と比べて、非常に安定した結果が得られることで定評がある調査だ。その調査で、わずか半年で、これだけ数値が大きく変動するということは、「異常事態」だと考えていいだろう。

 その要因として推測されるのは、もちろん、同日付の読売新聞社説でも、「衆参ねじれ国会の下、政府・与党は、野党の協力なしに法案を成立させられない。だが、与野党の対立で、合意形成は円滑に進まない」と指摘しているように、「決められない政治」に対する根強い不満があるだろう。しかし、ねじれ国会の下での「決められない政治」は、急に始まったことではなく、連立政権を組むことで衆参を安定させるベクトル方向は、常に働いてきたともいえる。

 この半年での急激な数値の変動には、やはり、橋下徹大阪市長が、維新の会による「維新八策」のたたき台を3月10日に公表し、「統治機構の作り直し」「財政・行政改革」「公務員制度改革」「教育改革」「社会保障制度」「経済・雇用・税制」「外交・防衛」と並び、八つめの策として「憲法改正」を取り上げ、憲法改正に必要な衆参両院の賛同を3分の2から2分の1に緩和することや、首相公選制、将来的な、参院廃止を視野に入れた抜本改革を謳(うた)い、それをメディアがこぞって大きく取り上げたことも影響していると思われる。

 折しも、自民党は憲法改正推進本部が憲法改正草案の原案をとりまとめたが、憲法改正の発議要件を過半数に緩和したり、自然権としての自衛権を明文化するなど、憲法改正を機に「政治を前に動かしていく」ステップを踏もうとしている。急に高まった憲法改正への国民的関心を、自民党の土俵で議論できるような「ニュース価値の創出」に、今後は意を用いていくべきではないだろうか。

『自由民主』より

ランキング一覧

人気blogランキング

人気blogランキングに参加しました。
応援よろしくお願いします。
月別アーカイブ
最新コメント