2009年03月

2009年03月30日

アデン湾における護衛の開始について

船 本日(日本時間の夜)、アデン湾における海賊対処のため海上警備行動により派遣された自衛隊の部隊(護衛艦「さざなみ」及び「さみだれ」)は、初めての護衛を開始(護衛対象船舶:自動車専用船等5隻)する予定です。
 なお、護衛開始に当たり28日(日本時間の日中)、海上自衛隊の補給艦により燃料補給を実施しました。

森田健作新知事おめでとう

 千葉県知事選挙で森田健作氏が圧勝した。
 これについて、マスコミでは、民主党の小沢一郎代表の秘書の逮捕が影響したとの報道が多いが、ちょっと違うように思う。

 選挙結果は自民3分裂の選挙となったにもかかわらず、森田氏が100万票を超えたことは、森田氏の知名度の高さと前回知事に落選してからの4年間の努力と行動に加え、最近の大阪府・宮崎県のタレント知事の成功による影響が大きい。

 かつては知事や市長は高級官僚や政治家が独占していたが、近年、県のブランド力に注目が集まるようになった。
 すると、00県、といった名前のもつブランド力が観光や農産物、海産物の販売にも影響を与える時代となった。
 地方競争の時代が本格化したことで、地方は「待ちの姿勢から攻めの姿勢」が求められるようになった。そのキーワードが「明るさ、元気」である。

 森田さんには、その「明るさ、元気」がある。

 千葉県民が、「僕は千葉県民」とアピールできるようになれば、千葉が活性化した証拠となる。

 僕は、森田さんとは、政治家になる前からの付き合いだが、変わらない。
 会うといつも「奥さん元気」と声をかけてくれる。

 森田さんは、かつてお米のPR番組「キッチン・パトロール」(TBS)にもレギュラー出演していた。
 千葉のPRにはもってこいの知事が選ばれた。今後は、千葉のPRに命がけで奮闘するでしょう。

 森田健作新知事おめでとう。

<開票結果>
 有権者 4,943,809人  投票率 45.56% 

 森田 健作(59) 無 新  1,015,978 45.5%  
 吉田  平(49) 無 新    636,991 28.6   
 白石 真澄(50) 無 新   346,002 15.5   
 八田 英之(64) 無 新   136,551  6.1   
 西尾 憲一(58) 無 新    95,228  4.3 

2009年03月27日

北朝鮮飛翔体発射事案に関する対応

21.3.27

 政府としては、今回の北朝鮮の飛翔体発射事案に関して、北朝鮮に対し打上げの中止を強く求めているところであるが、そのような努力にもかかわらず、北朝鮮が発射を強行した場合には、国民生活の安全・安心を期するとの観点から、以下のとおり対応するものとする。
 なお、政府としては、想定される飛翔体の飛翔態様等を考慮すると、我が国領域内に落下するケースは、通常は起こらないと考えており、国民各位におかれては、平常通りの生活を送って頂きたい。

1 飛翔体落下への対処について

防衛大臣は自衛隊法第82条の2第3項の規定に基づき、あらかじめ、自衛隊の部隊に対し、飛翔体が我が国に飛来することが確認される場合にそれを破壊する措置を命ずるものとする。(※)
防衛大臣は、破壊の措置が実施された場合には、その結果について直ちに公表する。
(※)防衛大臣が命ずる措置の具体的内容については、本日(3/27)中に公表する予定。

2 飛翔体に関する情報提供について

政府は、北朝鮮が飛翔体を発射した場合には、国民各位への周知を図ることを目的として、直ちに地方公共団体及び報道機関に対し、発射したとの事実の情報提供を行うものとする。
政府は、,旅駝嘘動未悗亮知を迅速かつ円滑に行うことを目的として、地方公共団体及び報道機関に対する情報提供の要領を確認する。

3 飛翔体が我が国の領域に落下した場合の対応について

政府は、北朝鮮が発射した飛翔体が我が国の領域に落下したと推測される場合には、直ちに地方公共団体及び報道機関に対して必要な情報提供を行うものとする。
,両霾鹹鷆,慮紂速やかに現地の確認を行うとともに、立入り禁止区域の設定など所要の活動等を行うものとする。

内閣官房長官コメント(北朝鮮の飛翔体事案への対応について)

21.3.27

 北朝鮮の飛翔体の発射については、政府としてはその中止を強く求めているところ
ですが、北朝鮮が飛翔体を打ち上げた場合の我が国への影響について、政府は以下
のように評価しております。

 まず、飛翔体が不具合なく打ち上げられた場合は、第1段目が日本海上に設定さ
れた危険区域に、また、第2段目が太平洋上に設定された危険区域に落下すると考
えています。

 次に、飛翔体の打ち上げが失敗する場合についてですが、第1段目の切り離し以
前に不具合が発生するようなケースでは飛翔体は我が国まで届かず、我が国領域へ
の影響は生じません。また、第2段目のロケットが燃焼開始すれば、通常、飛翔体
は、我が国領空の上を越えて飛翔することとなります。
 ただし、通常は考えにくいものの、第2段目の燃焼開始後間もなく、突如燃焼が中断するようなケースでは、飛翔体の一部が我が国領域内に落下することも全く考えられないわけではありません。

 従って、政府が第一に備えるべきは飛翔体が不具合なく打ち上げられる場合につい
てであると考えており、船舶・航空機の運航者におかれては、発出済みの航空情報(ノータム)及び航行警報に従い、4月4日から8日までの11時から16時までの間、設定された危険区域内に立ち入ることは控え、注意して航行して下さい。

 飛翔体が我が国領域内に落下するケースは、通常は起こらないわけですが、政府と
しては万万が一に備え、弾道ミサイル防衛能力を有する自衛隊の部隊を展開させ、警戒態勢をとらせることとします。さらに念のため、自衛隊・警察・消防・海上保安庁を所管する閣僚に対しても所要の待機態勢をとるよう指示したところです。
 各交通機関を含め、国民の皆様におかれては、北朝鮮が飛翔体の打上げに関し事
前通報している時間帯においても、平常通りの生活・業務を続けて下さい。

 今後とも政府は、各地方自治体に対し、可能な限り情報提供してまいります。また、北朝鮮から飛翔体が発射された場合、速やかに必要な情報をお伝えいたしますので、テレビ・ラジオ等の情報に注意して下さい。

 なお、本日、政府は、防衛大臣が自衛隊法第82条の2の第3項にいう緊急対処要
領に従った命令を予め発するとの方針を確認いたしました。これは、飛翔体が我が国
に向けて飛来するおそれがあるとは言えないものの、万が一、飛翔中に事故が発生し
た場合等に備える必要があるとの考えによるものであります。

弾道ミサイル等に対する破壊措置の実施に関する自衛隊行動命令について

 北朝鮮による飛翔体事案への対処について、本日(3月27日)、防衛大臣は、破壊措置部隊等に対して、自衛隊法第82条の2第3項の規定に基づく「弾道ミサイル等に対する破壊措置に関する命令」を発出しました。その概要は以下の通りです。

1 自衛隊は、北朝鮮が、平成21年3月12日(日本時間。以下同じ)、国際海事機関に対し、「試験通信衛星」の打ち上げのための事前通報を行い、本年4月4日から8日までの毎日11時から16時まで、日本海及び太平洋の一部に危険区域を設定したとの情報その他関連情報を受け、自衛隊法(昭和29年法律第165号。以下「法」、という。)第82条の2第3項の規定に基づき、同項に規定する弾道ミサイル等に対する破壊措置に関する緊急対処要領に従い、事態が急変し我が国に向けて弾道ミサイル等が飛来する場合における人命及び財産に対する被害を防止するため、我が国領域に落下することが確認された弾道ミサイル等に対する破壊措置等の必要な措置を実施する。

2 航空総隊司令官は、次に示すところにより、我が国領域に落下することが確認された弾道ミサイル等に対する破壊措置を実施せよ。なお、当該破壊措置の実施に関し航空総隊司令官の指揮を受ける部隊をBMD統合任務部隊と、航空総隊司令官をBMD統合任務部隊指揮官とそれぞれ呼称する。

(1)部隊の規模
 スタンダード・ミサイルSM−3(以下「SM−3」という。)搭載護衛艦、情報収集・警戒監視のために必要な部隊、ペトリオット・ミサイルPAC―3(以下「PAC−3」という。)が配備されている高射部隊(以下「PAC−3部隊」という。)及び航空警戒管制部隊
(2)命令の期間 
 別命ない限り、本年4月10日をもって終結
(3)破壊措置の対象
 北朝鮮から発射されたと考えられる弾道ミサイル等であり、我が国の弾道ミサイル防衛システムにより我が国領域に落下することが確認されたもの
(4)破壊方法
 SM−3又はPAC−3を発射し我が国領域又は周辺の公海(海洋法に関する国際連合条約に規定する排他的経済水域を含む。以下同じ。)の上空において破壊する。
(5)行動の範囲
 我が国領域並びに我が国周辺の公海及びその上空
 ただし、SM−3搭載護衛艦及びPAC−3部隊については、上記の範囲のうち次のとおりとする。
 ア SM−3搭載護衛艦
 上記の範囲のうち、日本海において首都圏及び北朝鮮が発射する弾道ミサイル等の予想飛翔経路下周辺を含む我が国領域を防護できる位置
 イ PAC−3部隊
 上記の範囲のうち、陸上自衛隊岩手駐屯地、陸上自衛隊岩手山中演習場、陸上自衛隊秋田駐屯地、陸上自衛隊新屋演習場、陸上自衛隊朝霞駐屯地、陸上自衛隊習志野演習場、航空自衛隊加茂分屯基地、航空自衛隊市ヶ谷基地及び航空自衛隊習志野分屯基地
                    
3 東北方面総監、東部方面総監、通信団長、陸上自衛隊情報保全隊長、陸上自衛隊中央業務支援隊長、自衛艦隊司令官、各地方総監、システム通信隊群司令、海上自衛隊補給本部長、航空支援集団司令官、航空開発実験集団司令官、航空教育集団司令官及び航空自衛隊補給本部長は、この命令の実施に関し、所要の支援等を実施せよ。

4 各方面総監、中央即応集団司令官、自衛艦隊司令官及び航空総隊司令官は、弾道ミサイル等が発射されたことが確認され次第、我が国領域における被害が予期される地域に対する被害の有無の確認のための情報収集を実施せよ。

5 この命令の実施に関し必要な細部の事項は、統合幕僚長に指令させる。

2009年03月26日

さらば、小沢一郎(WiLL5月号)

wILL今日発売の『WiLL5月号』は、総力特集、さらば、小沢一郎だ。
「小沢は和製スターリン 総理にならなくてほんとうによかった」では、岩見隆夫氏が「私は彼(小沢氏)を民主主義の衣をまとった「和製スターリン」だと言っている。だからこそ、危ない人物だと言わざるを得ない」と述べている。

「私が追求した小沢一郎の金脈」の松田賢弥氏は、『週刊現代』の「小沢一郎の金脈を撃つ」で有名であり、この論文を読めば、今までの小沢一郎氏の金脈問題がすべて分かる。
 論文の最後に「小沢氏と民主党のやっていることは、国民に対する裏切りです」と述べている。

 河上和雄氏は、東京地検特捜部長の経験もあり、「「国策捜査」なんて有り得ません」とのタイトルで論文を寄せている。

 今回、一番勉強になったのは、「年金被害者を見殺す小沢民主」との野村修也氏(中央大学法科大学院教授)の論文だ。
 年金問題を混乱させたのは、民主党が政局にしてまったからである、というのだ。
 年金問題は、「外交や国防のテーマでは、二大政党が政策論争をどんどんやればい。しかし、年金記録問題はそういう種類のものではありません。政局から切り離すべき問題です。」と述べている。
 また、「政局一辺倒で、今そこにある被害者を救えない政治はやめて頂きたい」というのである。
 この論文はじっくりと読んでもらいたい。 

shige_tamura at 17:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

アフリカ 苦悩する大陸(ロバート・ゲスト著、東洋経済新報社)

アフリカ 最近、『アフリカ 苦悩する大陸』(ロバート・ゲスト著、東洋経済新報社)という本を読みまして、なるほど、そうなんだな!ということを感じました。
 この著者はロバート・ゲストさんという方で、経済誌『エコノミスト』の元アフリカ担当編集長で、一九九〇年代に英国紙『デイリーテレグラフ』の日本特派員を務めたことがあって、それから『エコノミスト』特派員として南アフリカを拠点に七年間にわたりアフリカをいろいろ取材して、現在はアメリカ特派員として、ワシントンDCに住んでいるイギリス人です。

 この本を読んで、なるほど政治というのは本当に重要なんだ、政治指導者というのはすごく大事なのだと思ったものですから、そこのところをちょっと紹介します。
それは「日本語版へのまえがき」というところに書いてあります。

「貧しい国々はどうすれば豊かになるのか――これは私が最も関心を寄せている問題のひとつだ。どんな国もかつては貧しかった。だが今や豊かになった国もあるし、成長への道を順調に歩んでいる国はさらに多い。秘訣はどこにあるのか。

 その答えを、少なくともひとつの答えを見つけたいと、私は日本へやってきたのだった。オックスフォード大学で日本語と経済学を学び、明治維新から軍国主義へと突入した日本が、戦後に奇跡的な経済成長を遂げた歩みも学んだからだ」と。

 だから日本というのは、やはりすごい国だなと思ったのでしょう。
日本は、戦争でぺしゃんこになって、それから世界経済第二位の国になったわけです。彼は、それはすごいなと思って、その秘訣を学ぼうとしたわけです。

「私は日本が収めた成功についてじっくり考えを巡らせた。日本がここまで豊かになった秘密を解き明かすため、経済学者やビジネスマン、歴史学者や主婦たちに自分の疑問をぶつけてみた。官僚たちが緻密に計画を立てたおかげだと指摘する人たちがいた。学校でよく学び、職場では遅くまで働く日本人の国民性を理由に挙げる人もいた。しかし、どうすれば国が豊かになるのかは、貧困から抜け出せないでいる国々をこの目でじかに見るまでわからない――それが私のたどり着いた結論だった」と。
 彼は、日本にいても、よく分からなくなったということを言ってるんです。
それでアフリカに行ったんです。

「アフリカが貧しいのは、政府に問題があるからだ」。
 政治をやっているリーダーに問題があるからという結論にたどりついたわけです。

「あまりに多くの政府が国民を食い物にしている」。
アフリカのたくさんの国の政府が、アフリカにおいては、国民を食い物にしていると。
「政府は正しく統治するためではなく、権力を行使する人間が私腹を肥やすためだけに存在しているように見える。官僚たちは仕事の見返りに袖の下を要求する。警察官は正直な市民から金品を奪い、犯罪者たちは野放しだ。多くの場合、国で一番の大金持ちは大統領だ。彼らは大統領に就任してから、地位にものを言わせて富を溜め込んできたのだ」ということなんです。
 そういう国では、「賄賂は商売の潤滑油」だと言われている。

「富を手にする最も確実な道が『権力』だとなれば、人々は権力を求めて殺し合う。アフリカはしばしば内戦に悩まされ、おかげで開発もままならない。安全な環境のもとで暮らしていると、人は安全に慣れてしまうものだ」「平和な国に暮らす人々がいかに幸福かということに、私は気づいたのだった」ということです。

「アフリカには、貧しくとも自分は幸福だと言う人がたくさんいる」と。いうけれども、
「飢えを堪え忍ぶのはつらい。充分食べることができなければ、子供は肉体的にも精神的にも発育を阻害される。今や裕福な国々では、飢える人などほとんどいない。これは実は驚くべきことで、人類の歴史を見ても画期的なことなのだが、今さら不思議に思う人もほとんどいない。
 少し乱暴な言い方をすれば、繁栄はもっと大きな自由をもたらしてくれるのだ。貧困に喘いでいる国の農民たちは、ただ日々暮らしていくために、つらく危険な仕事を死ぬまで泥まみれになって続けている。一方、裕福な国の人々には選択の余地がある。能力さえあれば、希望する職業を選択できる。長時間働いて存分に稼ぐこともできれば、稼ぎより自分の時間を大切にすることもできる。余暇はたっぷりあるし、楽しむ方法も選り取り見取りだ。テニスやゴルフ、マンガやモーツァルトの音楽、ナイトクラブや夜間教室もある。
 アフリカの人々は豊かになったらどのように暮らし、どのような社会を築いていくのか?――それはひとえにアフリカ人自身にかかっている。しかし、選択肢はもう充分だという人に、私はまだ会ったことがない」。

 どういうことかというと、日本だって、戦争でどん底になって、そして今豊かな国なったでしょう。アフリカにある多くの国はいつまでたっても豊かにならない。それは何が違うかというと、政治指導者、政治の力によって国民生活は大きく変わるんだということをきちっと確認しておく必要があるだろうということなんです。

shige_tamura at 13:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

2009年03月25日

継続することが目的・田村重信(その2)

日本論語研究会(第46回)での僕の講演録です。
日時:平成21年2月21日(土) 16時30分〜18時
場所:慶應義塾大学 大学院校舎1階 311号室
講師:田村重信(日本論語研究会代表幹事)
「継続することが目的−5年目を迎えた日本論語研究会」


 それでは、次の言葉に移りましょう。
 子貢政(まつりごと)を問う。子曰く、「食を足し、兵を足し、民之を信にす。」と。
 子貢曰く、「必ず已(や)むことを得ずして去らば、斯(こ)の三者に於いて何をか先にせん。」と。曰く、「兵を去らん。」と。子貢曰く、「必ず已むことを得ずして去らば、斯の二者に於いて何をか先にせん。」と。曰く、「食を去らん。」と。「古より皆死有り。民信無くんば立たず。」と。
 もう一度いきましょう。
 子貢政を問う。子曰く、「食を足し、兵を足し、民之を信にす。」と。子貢曰く、「必ず已むことを得ずして去らば、斯の三者に於いて何をか先にせん。」と。曰く、「兵を去らん。」と。子貢曰く、「必ず已むことを得ずして去らば、斯の二者に於いて何をか先にせん。」と。曰く、「食を去らん。」と。「古より皆死有り。民信無くんば立たず。」と。
 
 これも実はこの会で前にも一度勉強したことがあるんですが、今の時期、この言葉がとても重要なんじゃないかなということでもう一度勉強してわけですが、有名な「信無くんば立たず」という言葉はここからきているんです。

 これは子貢が、政治において大事なところは何ですかということで孔子様に尋ねた。政治で非常に大事なのは、国の食糧事情をきちんとすることです。それから国の守りですね。軍備をきちんと充実させておくことが大事だと。それから、為政者・指導者は、国民から信頼されなければいけませんと。その三つが極めて重要なんですということを答えたわけです。

 そこで子貢は、この三つの中から一つを捨てるとしたら何を捨てたらいいんですかと言ったら、孔子は、三つみんな大事だけれども、それは軍備を捨てるということだと言われたんですね。では、その残った二つのうちから一つを捨てるとしたら何なんですかと言ったら、孔子は、食糧を捨てるということ。食糧がなければ死んでしまうけれども、死は昔から誰にもあるんだ、いつかは人間は死ぬんだと。為政者は国民の信頼感を失ったら国は成り立たないんだということで、信無くんば立たず―信頼ということがいかに大事かということを孔子は言っているわけでございます。

 ですから、今も昔もやっぱり、信頼。指導者が国民に信頼されるということが極めて重要だということであるわけです。

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