2006年12月

2006年12月28日

謹賀新年

太陽
僕のブログをいつも見ていただき心から感謝いたします。

今年は、ブログを一新し、携帯で撮った写真を加えることで見て楽しいものにしました。

僕としては、今年は3冊の本(『政治と危機管理』『防衛法制の解説』『新憲法はこうなる』)を出版することができました。

『政治と危機管理』(内外出版)は、来年早々3刷となります。
この本の中にある、「インテリジェンス体制の変革への胎動」は、最近、政府の「情報機能強化検討会議」及び「カウンターインテリジェンス推進会議」の動向を予測する上で参考になります。興味のある方はご一読ください。
また、最近の新聞記者の僕への取材は、官邸の日本版NSC、情報機能強化問題などが多くなっています。来年早々、インテリジェンス関連で講演も頼まれています。

安倍内閣は、佐田行革相の辞任など逆風が吹いていますが、先の国会では、教育基本法と防衛庁の省移行のための法案が通過し、戦後日本の大きな転換期を予測させます。

今後は、いよいよ憲法改正です。
安倍首相は、現職の首相として憲法改正を明言し、自民党も新憲法草案を発表しました。

憲法改正がどうなるか、何が焦点かなどを知る上で、僕の『新憲法はこうなる』(講談社)が大いに参考になります。

来年は、地方統一選挙、参議院選挙などがあり、自民党VS民主党の戦いになります。
僕のブログも政治、安全保障、憲法などを中心にお伝えします。

皆様には良いお年をお迎えいただきますよう祈念申し上げます。


2006年12月26日

「情報機能強化検討会議」と「カウンターインテリジェンス推進会議」

今朝(12月26日)の新聞各紙に小さな記事で「情報機能強化検討会議」と「カウンターインテリジェンス推進会議」のことが載っていた。

読者の中には、これだけ読んでもよく分からないであろう。
それは、インテリジェンスについて、日本人はあまり戦後熱心でなかったためである。

 今回、塩崎恭久官房長官が25日の記者会見で、首相官邸の情報収集・分析能力を強化するための「情報機能強化検討会議」(議長・塩崎長官)と、海外の情報機関などから機密情報を守るための「カウンターインテリジェンス推進会議」(議長・的場順三官房副長官)を設置すると発表した。

 これは、日本版NSC(国家安全保障会議)創設に向けた「官邸機能強化会議」(議長・安倍首相)と連携はするが、官邸の情報収集・分析能力は別に検討するというものだ。
 塩崎官房長官は、外交・安全保障の司令塔として創設を検討している日本版NSCとの関係について「情報と(NSCが担う)政策は分離するのが鉄則だ。しかし、有機的に結びつかないといけない」と説明した。

「情報機能強化検討会議」は12月1日に発足し、塩崎長官を議長に野田健内閣危機管理監や3人の官房副長官補で構成し、警察、防衛、外務各省庁などの局長級による調整委員会が論点整理を始めており、年明けに検討会議を開く予定で、2月には基本的な方針を報告書としてまとめる。
 検討会議は来月上旬に初会合を開き、2月末までに強化策をまとめる。諜報(ちょうほう)機関の新設も検討される。
 情報収集の対象は、北朝鮮の核・ミサイル関連情報や国際テロなどが想定される。


 「カウンターインテリジェンス推進会議」は、外国の情報機関から自国の重要情報を守るため、各省庁の局長級からなるメンバーで検討が行われる。
情報保全のため、全省庁が統一的にとるべき対象などを内規となる「カウンターインテリジェンスポリシー」の策定を進め、国家公務員に対する政府内の統一した情報保全基準を来年度に策定する。
 これは、中国・上海の日本総領事館員が中国公安当局から機密情報を求められ自殺した問題などを踏まえ、他国のスパイ行為から守る防諜の強化を図るのが狙い。情報に触れる職員の範囲や書類管理を厳格にすることなどを検討する。


クリスマスの風景

まずは、国会周辺のイチョウの落ち葉です。
そして、ビルの中のミッキーマウス。
暮れ4暮れ1












恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション。
暮れ2暮れ3











駅前で歌うシンガー。
暮れ

2006年12月25日

「新憲法はこうなる」出版記念の集い

下の写真は、「新憲法はこうなる」出版記念の集いにきていただいたイラクへ最初に先遣隊長として行った「ひげの隊長」佐藤正久一等陸佐、政治評論家の花岡信昭氏と鈴木棟一氏
佐藤一佐鈴木棟一












「新憲法はこうなる」出版記念の集いは、友人の石田博氏と福本有希子さんが中心に会場や案内状の手配などご尽力をいただき開催されたものです。
当日は、12月22日(金)という年末の本当に忙しい日にも関わらず100名以上の参加者があり、大盛況でした。
これも、参加いただいた皆様のお陰です。
心から感謝申しあげます。

たくさんの来賓の先生方からご挨拶いただきました。

山崎拓安全保障調査会長(元幹事長)
瓦 力元防衛庁長官
関谷勝嗣参議院憲法調査会長
石破 茂元防衛庁長官
平沢勝栄衆議院議員
今津寛前防衛庁副大臣
新藤義孝前国防部会長
河井克行国防部会長
長島忠美衆議院議員
眥蚕ぐ貊圧脹ゝ聴

他に、増田好平防衛庁人事教育局長
西川徹矢防衛庁官房長
鶴岡公二特命全権大使(地球環境問題担当)
「ひげの隊長」佐藤正久一等陸佐

以上、本当にたくさんの方からご挨拶いただきました。

他に、竹山裕前参議院議員会長、葉梨康弘衆議院議員、桜田義孝衆議院議員たちも駆けつけてくれました。

額賀道嶇坐伊姫卍D拘院大野功統元防衛庁長官、玉沢徳一郎元防衛庁長官、小島敏男前文部科学副大臣他代理でご出席いただきました。
なお、舛添要一参議院議員からは祝電、講談社の社長とアメリカ大使館からお花が届きました。

参加者から「いい会だったね。」
「多くのすごい人物から挨拶してもらって良かったね。」
と言われました。


ご参加、お手伝いしていただきましたたくさんの方に対して、心から感謝を申し上げます。


あとは、『新憲法はこうなる』(講談社)が多くの方々から読まれることを祈るだけです。頑張ります!

2006年12月22日

民主党へ野党が批判

 民主党の対応に野党が批判している。

 沖縄知事選挙で、共産党と社民党と組んで選挙を戦い、その間は、防衛庁を省にする法案に対して賛成を言わなかった。
 ところが、沖縄知事選で負けると、賛成し、国会議員の9割を超える賛成で可決・成立した。
 なんと参議院では、記名投票の結果、賛成210、反対は共産・社民などの反対15で、圧倒的多数の賛成だった。
 国会運営でも、内閣不信任案の対応を巡ってごたついた。

これらについて、毎日新聞は以下のように述べている。


民主党:社民党が国会対応批判 国民新党、共産党も不満

 社民党の福島瑞穂党首は20日の記者会見で、臨時国会終盤で安倍晋三首相の問責決議案提出を拒否した民主党の国会対応について「体たらくがあった。残念で心外」と改めて批判した。
 「社民党が議席を増やすことこそ政治を変えるという確信はますます強まった」とも述べ、来夏の参院選では野党共闘より独自性を重視する姿勢を強調した。

 国民新党の亀井静香代表代行も同日の会見で「民主党国対幹部の総入れ替えを要求したい」と発言。
 
 共産党の志位和夫委員長も19日の会見で「民主党は小沢一郎代表の下で(与党との)対立軸路線を打ち出したが、その中身は何も見えない」と述べており、野党内は民主党に対する不満さめやらぬ雰囲気だ。【須藤孝】

毎日新聞 2006年12月20日 17時15分 (最終更新時間 12月20日 23時27分)


shige_tamura at 11:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

2006年12月21日

今年一番の本『構造改革の真実』(竹中平蔵、日経新聞)

竹 中 平 蔵『構造改革の真実』(竹中平蔵著、日本経済新聞社)を読んだ。
これは、生きた政治・経済学の教科書です。
とても興味深く、一気に読めました。そして勉強になりました。
とても良い本です。

その中で、政策スタッフである秘書官(岸博幸、真柄明宏)の働きの重要性が書かれていて、彼らと一緒に仕事をした関係で楽しく読めました。


ポリシーウオッチの時代というのには大賛成です。

竹中氏は、

「とりわけ重要になるのが、政策の専門家の存在である。政策専門家は、リーダーのスタッフとしても求められるし、また正しい世論形成を行うにあたって、必要な情報をメディアや国民に提供するという役割をも担う。民主主義は『政策に関する適切な選択肢』と『よく知らされた国民』があって初めて機能する。その双方を生み出すために政策専門家が必要になのである。
 しかし日本では、社会的な機能としてこうした政策専門家のグループがほとんど存在しない。」
 と言う。

 米国では、政策専門家がいる。

「私は、日本の民主主義のインフラとして、政策専門家が育っていくことが不可欠であると強く認識するようになった。そしてこうした専門家が、民間部門から政府の政策をしっかりウオッチし、国民に伝えるという機能を果たしていかなければならない。専門家による健全なポリシー・ウオッチが機能する社会にしなければならないと思う。
 しかし、現実社会では、政策専門家の存在以前に、政治の世界にいる人と専門家と称する人の間でコミュニケーションの断絶がある。これは日本に限ったことではない。例えば有名なロマン・ロランの『ジャン・クリスト』の中の言葉に、次のようなものがある。
 
 『知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する』
 
 この表現は、学者から政治の世界に入った人間として、極めて示唆的であると思う。知識人から見れば、『政治家は物事を理にかなった形で解決しようとせず、利害調整ばかりに走っている』というように映るだろう。一方で政治家から見れば、『知識人は理想論ばかりを唱えて、現実的に役に立つ責任ある対応を示さない』ということになるだろう。政策専門家に求められるのは、経済学や政治学の専門的知見を活用するにあたって、『政策は民主主義の政治プロセスで決められれる』という事実を踏まえた分析や提言を行うことである。」


「・・・何年か後に、新たに育った政策専門家の中から閣僚に任命される人が生まれれ、小泉総理のような素晴らしいリーダーの下で思いきり仕事をしてほしいーー構造改革の日々を振り返りばがら、そのように願っている。」
と結んでいる。


この気持ち、痛いほど、ジーンとくるほど分かります。
僕も、自民党が野党の時に、今は亡き橋本龍太郎氏が政調会長の下で会長室長として仕え、本当に自由に仕事をさせていただいたときの思いが走馬灯のように蘇ってくるのです。

僕にとっては、橋本龍太郎のような素晴らしいリーダーの下で思いきり仕事をしたものとしては、本当に幸運だった、と思います。

僕も、「政策専門家」の端くれです。

shige_tamura at 11:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

自由民主党・防衛省の実現を祝う会

 昨日(12月20日)18:00〜自由民主党本部で、「防衛省の実現を祝う会」開催されました。
 祝う会には、国会議員、防衛庁・自衛隊、関係団体の関係者が多く参加し、会場に入りきれないほど集まりました。
開会(司会)は、自民党国防部会長 河井 克行
挨拶は、自民党 防衛庁を「省」にする国会議員の会、衆議院代表世話人 瓦 力、同 参議院代表世話人 関谷 勝嗣、自民党安全保障調査会長 山崎 拓、防衛庁長官 久間 章生、日本郷友連盟 会長代理 中谷 正寛、幹事長 中川 秀直氏らが行いました。
乾杯挨拶は、自民党基地対策特別委員長 大野 功統
その後は、懇談
中締めは、斉藤 隆 統合幕僚長が行いました。

以下は、写真です。左は山崎拓氏、右は久間章生防衛庁長官。

祝う会1祝う会











下左は中谷 正寛氏、右は中川 秀直氏。
祝う会2祝う会3












下は斉藤 隆氏。
祝う会4

2006年12月20日

毎日新聞に『新憲法はこうなる』が紹介された

福岡本

毎日新聞(12月19日)の政治面に僕の『新憲法はこうなる』(講談社)が紹介されました。
以下は、インターネット版です。

憲法改正:自民政調の首席専門員が舞台裏紹介本を出版

 安倍晋三首相の憲法改正路線を後押ししようと、自民党政務調査会の田村重信・首席専門員が同党憲法草案作成の舞台裏などを紹介した本「新憲法はこうなる 美しいこの国のかたち」(講談社)を出版した。

 首相が草案策定会議で、中学時代に国語教師から「憲法前文ほど美しい文章はない」と丸暗記を指導され、「ぜんぜん美しいとは思わない。少しおかしい」と感じた、などと語ったことなどが紹介されている。

毎日新聞 2006年12月18日 18時50分


ランキング一覧

人気blogランキング

人気blogランキングに参加しました。
応援よろしくお願いします。
月別アーカイブ
最新コメント