2006年08月

2006年08月31日

「伊藤昌哉 政論」小枝義人著、春風社

小枝


写真の本が9月10日頃に書店に並ぶ。
著者は、「日本の連立政権」を一緒に書いた小枝先生だ。
彼は、ジャーナリスト出身の政治学者である。
講演もうまい。テレビのコメンテーターもつとめている。


その彼が、伊藤昌哉氏のことを本にした。
伊藤昌哉氏は、池田勇人首相の政務秘書官をつとめた。
今の小泉純一郎首相の飯島勲政務秘書官のような役割を果たしたのだった。

僕は、伊藤昌哉氏に会ったこともあるが、話したことはない。
僕が大学を卒業して、すぐに宏池会で仕事をした。
池田勇人首相が作った宏池会は、自民党の名門派閥で、当時は、大平正芳大蔵大臣が会長で、鈴木善幸氏がいつも宏池会事務所で「デン」としていた。

当時の宏池会は、政策も熱心に研究をしていて、金曜研究会には、下村治氏や高橋亀吉氏などのすごい経済学者が集まっていた。そこに、伊藤氏が顔を出していた。

その下請け機関に、土曜研究会があった。
そこは、大蔵省の現職官僚や銀行員、経済学者などがいた。
そこに、僕も末席のメンバーで加えてもらうようになった。

そんな関係で、金曜研究会のすごいメンバーと話す機会は僕のレベルではできなかった。
でも、土曜研究会は下村氏の下請けの関係で、僕は下村氏から直接学ぶことができた。それと、一度だけ高橋亀吉先生に質問をした。
「今、アメリカの経済政策がうまくいっています。なぜ、日本はそれができないのですか」と、すると高橋先生は、「それはね。日本は日本だからで、アメリカではないのだよ」と言われた。この言葉は、今でも鮮明に憶えている。

伊藤氏からは、「池田勇人 その生と死」という著書から多くを学んだ。
伊藤氏にならって、自主的に新聞のスクラップを始めた。
それが、総裁選挙関係で、鈴木善幸氏から「総裁選の仕組み」についての依頼があり、その関係記事を「さっと」説明することができた。
この時の、「役に立った!」という感動は、今でもおぼえている。


今晩、この本を読めると思うと「うれしくなる」

きっとためになると思う。

小枝さん、ありがとう。

shige_tamura at 17:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

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さっき、キャノン(株)のH氏からメールが届きました。
ブログ・ランキングが第96位とのことで、今見ましたら第91位でした。

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東シナ海


この写真は、僕の携帯で撮った中国の東シナ界の天然ガスの春暁です。7月10日に撮ったものです。

国際平和協力法案

石破  茂石破  茂











昨日(8月30日)、
自民党国防部会・防衛政策検討小委員会で説明する石破 茂委員長(元防衛庁長官)。


会議に殺到するマスコミのカメラ



昨日(8月30日)、
自民党国防部会・防衛政策検討小委員会で、石破 茂委員長から「国際平和協力法(案)」の条文案がしめされました。

この法律案は、自民党が政権公約で明記しているもので、テロ特別措置法やイラク人道復興支援法のように、何か事態が起きてから法律を作るのではなく、
あらかじめ日本が国際平和強力活動に参加するための法律を作っておいて、国連などの要請によって、自衛隊などが迅速に海外の平和強力・人道支援活動などに参加するためのものです。

テロ特別措置法は2年、イラク人道復興支援法は4年という期間を区切っての時限法で、期間を過ぎれば、延長しない限り、法律の効力はなくなります。

そこで、時限法でなく恒久法ということになるわけです。
なお、石破 茂委員長は「呼び名を一般法とする」と言っています。これは、個別法でなく一般法という意味からです。政権公約も一般法という表現になっています。

分かり易く言えば、テロ特別措置法やイラク人道復興支援法といった時限法とPKO法、船舶検査法といった従来の法律を一本にしようというものです。

そこで、今回の法律案は、「憲法のギリギリいっぱいを考えたもの」(石破 茂委員長)で、ー衛隊などが海外に出るときの要請の問題、非戦闘地域から非国際的武力紛争地域という言葉の置き換え、0汰干諒欒萋阿瞭睛董警護活動の追加、ど雋鏤藩儻限の拡大などを、どうするかといった課題が残っています。

昨日の防衛政策検討小委員会でこの法案は了承され、今後は、政調の国防部会などの関係部会で審議されることになります。

なお、これは、新政権の手によって推進されることになります。

以下、参考資料です。



国際平和協力法(案)の構成

平成18年8月30日

第1章 総則(第1条―第3条)
≪目的、基本原則、定義について規定≫
 々駭決議等のある場合に限らず、国際法上合法な活動を国際的協調の下で幅広く実施。(第2条)
◆,い錣罎襦嵌鷙餾歸武力紛争地域」において国際平和協力活動を実施。(第2条)
 新たな活動として、安全確保活動、警護活動、船舶検査活動を規定するとともに、人道復興支援活動の活動内容を拡充。(第3条)

第2章 国際平和協力本部(第4条・第5条)
≪国際平和協力本部の所掌事務、組織について規定≫
○ 内閣府に国際平和協力本部を設置。(第4条)

第3章 国際平和協力活動(第6条―第22条)
≪実施計画、国会との関係、指定行政機関による活動等の実施等について規定≫
 ー衛隊の部隊等による国際平和協力活動の実施については、原則として、国会の事前承認を求める。(第9条)
◆)槁瑤蓮⊃容刺興支援活動又は後方支援活動を、警察庁及び海上保安庁は、人道復興支援活動を実施。(第10条、第11条、第13条)
 自衛隊は、人道復興支援活動、停戦監視活動、安全確保活動、警護活動、船舶検査活動又は後方支援活動を実施。(第12条)
ぁ|楼茲僚嗣韻箸領氷イ粉愀犬鮃獣杁擇唹飮するため必要な措置を講ずる。(第15条)

第4章 権限等(第23条―第56条)
≪武器使用権限、強制措置を可能とする権限等について規定≫
 々餾殃刃其力活動を効果的に実施するために必要な武器使用権限を規定。(第25条)
◆^汰干諒檗Ψ抔遏αデ検査の各活動で、強制措置(人の身体の一時的な拘束、物品の一時的な保管等)を可能とする権限を規定。(第26条―第56条)

第5章 物資協力(第57条)
≪物資面で寄与するための制度として、物品の譲与等について規定≫

第6章 雑則(第58条―第60条)

2006年08月30日

日本論語研究会のご案内と会の目的

花火2花火1












この花火は、8月4日、新潟県長岡市の有名な花火です。
この時は、長岡市(栃尾)の僕の両親と妻と一緒に行き、思い出に残る1日でした。
両親はとっても喜んでいました。



毎月一回のペースで「日本論語研究会」を開催しています。
最近も知人に会うと「今度、いつですか」と聞かれますので、次回日程と目的を書きました。


「日本論語研究会」の予定
*会場は、全て慶應大学・三田キャンパスです
(港区三田2−15−45)(JR田町、地下鉄三田下車)

(今後の予定)

第19回
1、日 時 9月30日(土)16時30分〜18時
2、場 所 慶應義塾大学  大学院校舎1階 311号室
3、講 師 田村重信 日本論語研究会代表幹事
           (テーマ・「代表的日本人・西郷隆盛」)
      丹羽文生 日本論語研究会事務局次長
           (テーマ・「二宮尊徳と報徳思想」
第20回
1、日 時 10月7日(土)16時30分〜18時
2、場 所 慶應義塾大学  大学院校舎1階 311号室
3、講 師 朱 伯昌 日本論語研究会最高顧問
           (テーマ・「「論語から見る“孝の道”」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〇参加費 300円(家族は2人以上で500円、学生は無料です)
〇問い合せ先  田村重信(代表幹事)
Eメールstamura@hq.jimin.or.jp へ連絡下さい。電話―3581−6211(職場)    

事務局〒105−0002 港区三田2−15−45 慶大・南館20510
日本論語研究会?03−5427−1328(直通) FAX 03−5418−6584(共同)
(参考)日本論語研究会の日程は、ブログ「たむたむの自民党VS民主党」に
 掲載しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日本論語研究会」の目的は、第1回のご案内にあります。

(参考)
                          平成16年12月1日
    「日本論語研究会」へのご案内

 最近の日本の現状は、経済が豊かになった反面、オレオレ詐欺や日本を代表する企業の不正、国民から尊敬されない政治家・官僚、自殺の増大などといった問題があります。
 これらに共通するのは、倫理・道徳の欠如であると思います。
 戦後の日本は、経済・物質的な豊かさの追求には熱心でしたが、精神的な豊かさの追求が疎かであったような気がします。世の中は個人主義(利己主義)が横行し、不平や不満が渦巻いているのは、家庭や学校で、道徳・修身教育が行なわれなくなってきた事が原因であると思います。
 これに対し、「学校で道徳をもっと教えるべきだ」「国がもっと熱心に行うべきだ」といってみても仕方ありません。孔子は、「言うことよりも行なうこと」すなわち実践を大事にしていました。
 かつて日本では、孔子さまと言われた中江藤樹(注)は、「すべての人間には『明徳』というこの上ない美しい心を持って生まれてきたのであるから、それを磨き、日常生活の中で発揮することが人間として最高の生き方だ」といってこうした考えを武士や庶民に広めて行きました。
 今日、このことに気付いた私たち「一人ひとり」が、「人としての心とその生き方」(道徳・倫理)を学び実践していくことこそが大切だと思い、下記により第一回の研究会を開催いたします。今後は、参加者の皆様と相談しながら運営していきたいと考えています。
 是非ともご参加下さい。
  
(注)中江藤樹(江戸初期の儒学者。わが国陽明学派の祖。近江の人。初め朱子学を修め、伊予の大洲藩に仕え、のち故郷に帰り、王陽明の致良知説を唱道。近江聖人と呼ばれた。門人に熊沢蕃山(ばんざん)らがいる。)

             記

1、日 時 平成17年1月15日(土)18時〜19時30分
2、場 所 北区立赤羽文化センター3F、第2学習室A(JR赤羽駅西口パルロード2)
3、講 師 田村重信(慶応大学大学院講師)
        「テーマ・日本人と論語」(40分)
      朱 伯昌(儒学会会長・台湾)
        「テーマ・修身、斉家、治国、平天下」(45分)
4、参加費 300円(家族は2人以上、500円)
5、問い合せ先 田村重信(代表世話人)
           村木春彦(代表世話人)



2006年08月29日

ドイツ・英国を訪問

王立研究所7月27日、ロンドン市内にあるRUSI(王立統合防衛安全保障研究所)を訪問し、リチャード・コボルド所長と会い(3回目)、僕の「教科書・日本の安全保障」を贈呈している写真です。
(なお、2003年5月ロンドンで、英国RUSI(王立統合軍事研究所主催)の国際会議「Japan-UK Security Co-operation Tasks and Challenge 」「日英安全保障協力 任務と挑戦」で、僕は、「Japan UK relationship and Security Reform in Japan(日英関係と日本の安保改革)」のテーマで講演した関係。その時も僕の著書を贈呈している。

今回は、与党安全保障に関するPTのドイツ・英国調査団に同行した関係。

自民、公明の与党安全保障プロジェクトチームは、7月24〜28日の日程でドイツ・英国の防衛政策に関する調査を行った。

自民党からは、石破茂・元防衛庁長官(団長)と新藤義孝国防部会長、公明党は、赤松正雄・憲法調査会事務局長と佐藤茂樹・安全保障部会長が参加。これに僕も同行しました。以下、概要です。


ドイツの軍人教育を視察/コブレンツ市の連邦軍「教育センター」も訪問/国防省幹部と“内面指導”で意見交換/ボン市で与党調査団
 
一行は25日午前、ドイツ中西部のボン市内にあるドイツ国防省統合総監部第1局を訪れ、同局次長のロバート・ベルクマン准将と、内面指導教育を担当している同局第4課長のクラウス・ディター・ベルメス大佐から、ドイツ連邦軍における軍人教育である「内面指導」の考え方について説明を受けた。
 ベルクマン准将は、1953年から正式に導入された内面指導について、第2次大戦後、国家の新たな方向性を示したドイツ基本法(憲法に当たる)と民主主義の精神に基づいたものだとした上で、「命令と服従を原則とする階級社会にある軍人に、“制服を着た市民”として国民の基本的権利を保障させることが目的だ」と強調。
 具体例として、軍人に任務の意義が納得できるように法的根拠を教えることが重要だとし、「とりわけ海外任務の場合、その政治的理由や法基盤を教える政治教育が大切だ」と述べた。
 また、内面教育の指導理念を維持するためにドイツ連邦議会に設けられ、軍を監視する立場にある「防衛監察制度」などについても意見交換した。
 
一行は同日午後、コブレンツ市にあるドイツ連邦軍の「内面指導教育センター」を訪れ、副センター長のジークスリッド・モルベ大佐らから、同センターで行われている心理教育や歴史教育などのプログラムなどについて質疑した。



独の安保政策で意見交換/ベルリン

 一行は26日午前、ベルリン市内にあるドイツ国防省統合総監部第3局を訪問し、同局次長のカール・ミュルナー准将からドイツの安全保障政策などについて説明を受け、意見交換した。
 ドイツの今後の武器輸出政策のあり方について見解を聞いたのに対し、ミュルナー同局次長は、ドイツの武器輸出について、無制限に輸出できるEU(欧州連合)、NATO(北大西洋条約機構)以外の国であれば、個別に判断するとしながら、「EUとしては中国に武器輸出を行わないこととしており、ドイツとしても輸出は行わない」と述べた。


自衛隊の人道支援を評価/国際戦略問題研究所を訪問/ロンドンで与党調査団

ドイツでの日程を終え、26日午後にイギリスのロンドンに到着した一行は、ロンドン市内にあるシンクタンク・IISS(国際戦略問題研究所)を訪問し、安全保障問題の専門家として著名なパトリック・クローニン研究部長と意見交換した。
 クローニン氏は、今後、6者協議を開いても北朝鮮の核開発を止めることができないとの見通しを示した上で、「仮に“5者協議”になったとしても、国際協調の姿を北朝鮮に見せつけていくことが可能だ」との考えを示した。また、日本は「外交」「防衛」の両面からの取り組みを粘り強く続けていくことが必要だと述べた。
 さらに、インドネシア・スマトラ島沖大規模地震など近年、アジア地域で大規模な災害が起こっていることを挙げ、日本の自衛隊が緊急援助活動として積極的に人道支援を行うことについて、クローニン氏は、「人道支援という日本の役割は歓迎されるものだ」と述べ、今後の日本の取り組みに期待を寄せた。


日本のイラク復興支援は成功/英国防省の高官が評価 RUSI(王立統合防衛安全保障研究所)でも懇談/ロンドンで与党調査団

 英国を訪問中の一行は27日午前、英国防省を訪れ、国防政策担当のマーティン・ハワード運用政策局長と意見交換した。
 席上、ハワード氏は、日本によるイラク人道復興支援に触れ、イラクのムサンナ県における(医療や学校面などの復興支援の)成功は、日本政府のおかげだ」と日本の取り組みを評価した。
ここでは、今後のイラク再建に向けた取り組みへの協力の」あり方や、レバノン情勢などで懇談した。

 調査団一行は、その後、ロンドン市内にあるRUSI(王立統合防衛安全保障研究所)を訪問し、リチャード・コボルド所長らと意見交換した。
 席上、一行は、25、26の両日にドイツで実情調査したドイツ連邦軍における軍人に対する民主教育である「内面指導」に触れ、その評価を聞いた。
 これに対しコボルド所長は、評価には慎重な姿勢を示す一方で、「ドイツ連邦軍からナチズムは完全に消えていると思う」と述べた。
 また、自衛隊が近年、PKO(国連平和維持活動)などで海外に派遣されるケースが多くなったことを挙げ、イギリス軍が海外任務に就く際の軍人に対する教育のあり方を聞いた。
 これに対して、コボルド所長は、派遣された現地では、小さな判断ミスが大きな影響を及ぼすことがあると指摘し、海外派遣などにおける隊員教育の重要性を強調した。


歴代2位はすごい

今朝(8月28日)朝日新聞は、「小泉支持率47%、平均で歴代2位 本社世論調査」を発表した。
以下の数字を見てわかることは、高支持率に長期政権は少ないということだ。

【内閣平均支持率歴代ランキング】
(吉田茂内閣以降)
〆拈遏仝釼罅 68%
⊂泉 純一郎 50%
1田 孜   47%
3ど堯―喙  47%
ッ單帖〕人  44%
Χ極棔[饗析此43%
Ю亢供|校魁 41%
中曽根 康弘 40%
佐藤 栄作  38%
村山 富市  37%
(敬称略、小数点以下四捨五入。羽田、石橋は調査1回だけ)

それは、日本人が熱し易く、さめ易いからだ。だから、何でも新しい、若いのが良いということになる。
しかし、それらは長続きしない。
細川・羽田政権で11ヵ月しかもたなかった。
なぜ、自社さ政権の村山政権が長かったか。その秘密は、僕の『日本の連立政権』に書いておきました。
是非、ご一読をお進めします。

なぜ、小泉首相だけが長続きし、高人気を保てたか。
それは、小泉首相が、国民・世論をつかむ方法を心得ていたのか、あるいは、いつ辞めても良いという気迫があったからか、どうして長期政権になったのか、これは、いつか本人に聞いてみたいことである。


なお朝日の記事は、以下の通り。

 朝日新聞社が26、27の両日実施した全国世論調査(電話)によると、9月に退陣する小泉内閣の支持率は47%、不支持率は36%だった。在任中の平均支持率は50%で、戦後の吉田内閣以降では細川内閣(平均支持率68%)に次ぐ高い人気だ。最高は発足1カ月目の01年5月に記録した84%、最低は05年1月の33%。一方、所得などの格差が日本で拡大しているとの見方は73%に達し、うち62%は小泉首相の政策と関係があると答えた。

 不人気にまみれて退陣する内閣が大半のなか、政権末期でなお50%近くの支持を維持する内閣は異例だ。最近では、非自民の連立政権だった細川内閣が発足からわずか8カ月後に57%で総辞職した例があるが、村山、橋本、小渕、森の各内閣はいずれも最後の支持率は不支持率を大きく下回った。

 01年4月、78%で始動した小泉内閣への支持は02年2月、田中外相(当時)の更迭で40%台まで急落する。だが同年9月の北朝鮮訪問で回復。その後、イラクへの自衛隊派遣問題などで再び低迷したが、03年9月に自民党幹事長に安倍晋三氏を起用して再浮上した。04年には年金改革への対応のまずさなどから沈滞したが、05年に郵政民営化の是非を問うた総選挙に大勝して上昇。今年は40〜50%で推移している。

 5年半弱に及ぶ在任期間をどう思うか尋ねたところ、「ちょうどよかった」が48%と最多。「長すぎた」31%、「もっと続いてほしかった」18%が続いた。内閣支持層でも「ちょうどよかった」が59%おり、交代するには潮時という世論の姿も透けて見える。

 小泉首相のもとで政治が「よくなった」と思う人は45%で、「悪くなった」の27%を上回った。「よくなった」という人のうち76%は内閣を支持。小泉首相が政治をよくしたという意識が内閣支持の背後に広がっているようだ。

 「よくなった」理由を聞くと「首相のリーダーシップが強くなった」が42%でトップ。次いで「政治が分かりやすくなった」34%、「政治の進め方が速くなった」19%だった。「悪くなった」と答えた理由は「政治の進め方が強引になった」33%、「人気とりの政治になった」31%、「特定の課題しか取り上げられなくなった」29%だった。

 小泉首相は「古いものを壊すタイプ」と見る人が59%で、「新しいものを作るタイプ」の30%を超えた。

 本社世論調査で小泉内閣への支持・不支持を聞くのは今回が最後。




shige_tamura at 14:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!小泉純一郎 

剛腕・小沢一郎評(その2)

最近発売された『自民党総裁選 権力に憑かれた亡者たち』(奥島貞雄著、中央公論新社)が話題となっています。

私も指導を受けた自民党の先輩職員で、幹事長室勤務が長く、幹事長室長として田中角栄氏から加藤紘一氏までの22人に支えた経験の持ち主です。
その奥島さんが、今回2冊目の本を出したのです。いろいろな面で非常に参考になりました。

その中で、剛腕・小沢一郎氏の事が書かれていましたので、以下、関連箇所をかきだしました。
今日は、あとがきを紹介します。

(215〜217頁)
(略)
「偽メール事件」の余波もあり、ついに小沢一郎(おざわいちろう)が野党第一党・民主党の代表の座を射止めた。「政界の“壊し屋”が表舞台に」などと報じるマスコミも多かったが、これは前著『自民党幹事長室の30年』(中央公論新社)で、私が命名したものである(正確には“壊体屋”=建設を前提にした「解体」ではなく、壊すだけ)。
 小沢の民主党代表就任に際し、私は多くのマスコミから取材を受けた。「小沢党首は自ら『変わる』と言っていますが?」。この質問に対して、私は「人間、そう簡単に変われるものじゃない。本質は変わらないと思う」と答えた。実際に小沢幹事長に仕えて目にしたさまざまな出来事もその根拠ではあるが、論より証拠、彼の政治家人生を概観してみるだけで、それは明白でないだろうか。

 平成4(1992)年8月、竹下派会長だった金丸信(かねまるしん)に東京佐川急便がらみの「金丸五億円事件」が発覚、会長代理の座にあった小沢は金丸追い落とし―竹下派支配を試みるも、同年10月、竹下派経世会は分裂。
  平成5年6月、自民党を離れ新生党結成。
  平成6年12月、新進党結成。
  平成8年12月、新進党分裂(羽田孜(はたつとむ)ら離党)。
  平成9年6月、細川護煕(ほそかわもりひろ)新進党離党。
  平成9年12月、新進党解党。
  平成10年1月、自由党結成。
  平成11年1月、自民・自由連立。
  平成12年4月、自由党連立離脱。野田毅(のだたけし)らはこれに従わず、保守党結成。自由党分裂。
  平成15年9月、自由党、民主党に吸収合併。

 わずか10年の間に、いくつの政党を壊し、何人と袂を分かったのか。小沢が変わると本気で信じている人には、もう一度、彼のこうした“来し方”を復習してみることをお勧めしておく。



shige_tamura at 11:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!小沢一郎 

たむたむブログが生まれた理由

ロンドン国際戦略研究所7月26日、旧友のロンドンのシンクタンク・IISS(国際戦略問題研究所)パトリック・クローニン研究部長と再開。

 今日から、たむたむブログを大幅にリユーアルしました。
これは、各方面から「せっかくだから、もっと写真入れたりしたら面白いのに」といった意見が多数あり、それに今回応えたものです。


(「たむたむブログをみていただいた方へ。」2005年12月28日より)

このブログは、自民党の広報戦略で有名な世耕弘成参議院議員からの要請で始めたものです。
僕は、最初は、ブログのことを何も知らずに始めました。
途中で、面倒くさいと思ったこともありましたが、今日まで続けることができました。
これも、僕のブログを見ていただける方がおられ、「これは面白かった。」「とくに、政治、安全保障、憲法、自民党、民主党などが系統的に書かれていて『役に立った。』」といってもらえたから続いたのだと思います。
今年は、「自民党VS民主党」総選挙がありました。

慶応大学大学院、夏休み前の最後の授業で、自民党分裂選挙が明らかとなり、これでは、常識的には自民党は敗北が予測されていたこともあり、「夏休みが終わると政治が一変しているかもしれない。」と述べました。その後で、自らを慰める意味もあり「山より大きな猪はでない」と意味不明のことを話しました。

そして、解散・総選挙、結果は、「自民党の圧勝だった」
まさに「政界一寸先は闇」である。

政治は、本当になにが起こるかわからないものです。
民主党のエースの岡田代表は辞任し、前原代表となりました。
来年は、9月の代表選挙で民主党は分裂含みです。
自民党は、小泉首相が辞めて、9月には総裁選挙があります。

来年も、「たむたむの自民党VS民主党」は、多くの人から注目されるよう頑張ります。

なお、このブログは、、『自民党改造プロジェクト650日』(世耕弘成著、新潮社)の中にも書いてあります。

以前、世耕議員から、「今度、新潮社から7月に出す本に、田村さんのことも書きましたよ」と聞いていたので、本が出るのを楽しみにしていました。
本の帯には、安倍晋三氏推薦!「世耕氏がここまで書いたことに驚いている。政治、そして日本の未来を知るうえで欠かせない一冊だ。」という言葉がありました。

僕のブログのことは、125項〜126項に書かれていました。

これは本当に参考になる本ですよ。

世耕

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